maniacs 工房長 大谷です。ブログの方では少しご無沙汰しております。今日は、manaicsの新商品をあらためてちょっと詳しくご紹介します。

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こちらがGolf8のリアワイパー、ノーマルの状態です。如何にもドイツ車的な質実剛健、無駄のないシンプルな作りで好感が持てますが、わりと決定的な弱点があります。先端の10cmくらい、細く直線状になっている部分、ここはブレードの「ゴム」と、テンションを維持するための「板ばね」が、そのまま露出しています。

写真で白っぽく見える横一直線の部分がブレードのゴム自体の背中であり、その上下に沿って黒く細い縁取りのよう見えるのが、板ばねです。いずれも、何のガードもなくモロに露出している構造です。これらが直射日光に曝されるとどうなるか・・・ゴムは紫外線で硬化が進み、板ばねの金属(鋼)は高温になってゴムの劣化をさらに加速してしまいます。

その結果、早期に水捌け能力が低下、ビビリ音の発生、さらに進むとゴムの白化、ひび割れになってきます。スジ状の水残りやビビリが嫌でリアワイパーを交換したのに、すぐにまた同じような状況になってしまって「えっ、こんなに寿命が短いの?」という経験をされた方もいらっしゃるかと思います。じつは、この先端部の露出が、短寿命の要因になっているのです。

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maniacs Rear Wiper Ornamentは、この露出部分をフルカバーします。ゴムを痛める紫外線を遮り、板ばねを高温にする太陽熱を防ぎ、直射日光からワイパーを守ります。ブレードの早期劣化を抑え、本来の寿命まで十分に性能を発揮できるようになります。白化やひび割れによって外観がみすぼらしい感じに見えてしまうこともなくなります。

maniacs Rear Wiper Ornamentは、単なるドレスアップのパーツのように見えますが、実はちゃんとした目的を持った機能パーツです。それでこそ、maniacsで商品化する意味があったわけです。もちろん機能パーツだからと言って、外観の一体感を損ねたり、取って着けたようなカバーは好ましくなく、ちょっぴりお洒落なデザインです。見慣れるとこっちの方がノーマルに思えるような上品な一体感で、むしろノーマルは、カバーの着け忘れのように見えてきます。

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装着も超簡単で、スルッと被せてそのまま差し込むとカチッと音がしてロックされる、ワンタッチです。どなたにでも装着できます。悪目立ちしないので、いたずらやパーツを盗難されるリスクも低いと思います。・・・っというわけで、一見するとドレスアップパーツ、でも実は機能パーツ、見慣れるとノーマル以上に純正っぽい、という三段階に嬉しい優れもの、つまり如何にもmaniacs的なパーツだと言えます。

本品は、以下のオーナー様にお奨めです。
・リアワイパーの早期劣化を防止して、本来の寿命まで性能を維持したい方
・ワイパー先端の、ブレードと板ばねが露出した外観に安っぽさをお感じの方
・水捌け残りやビビリ、白化やひび割れなどで、ブレードを新品に交換した方

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実はとてもmanaics的なこのパーツ。パーツ単体がカッコイイとかよりも、車両全体がどう見えるかという視点でデザインしてあります。装着すると、この写真のように、さりげなくノーマルよりもちょっぴり上質なリアビューになります。

maniacs Rear Wiper Ornament(商品ページ)

とてもお奨めです。