maniacs 工房長 大谷です。ブログの方では工房長は久しぶりの投稿ですが、新規開発ネタです!!Golf8R用のmaniacsレザーキーシェルを、お客様の絶大なるご協力をいただいて、開発しております。何のご協力かと言うと、Golf8Rのキー現物を長期借用させていただいております。この場をお借りしまして、再度心よりお礼申し上げます。っで、その開発進捗状況をご紹介します。


1回目の試作サンプルがこちら。現在販売しております、Golf8用レザーキーシェルのFタイプとの違いは、ロゴマークの穴の形です。R以外の車両のキーはロゴマークが円形のVWマークで、キーシェルの穴もそれに合わせた円形です。RのキーはRのロゴマークですので、それに合わせた穴にします。
まず、キーのRマークの形状をイメージソフトで正確にトレースして、それをオフセットした(=一回り大きくした)形状の穴をデザインします。言葉では簡単なようですが、角の部分をどう処理するかとか、maniacs的に細部にも拘って、何案も作っては直しながら穴形状のデザインを完成させました。それをCADデータに変換して、革に穴を抜く専用の型を起こしています。

初回試作では、穴形状を主に確認しつつ、型の刃物の高さの調整も行っています。刃の高さのバランスの調整で品物の仕上がりに差が出ます。形状と刃の高さの調整がメインのため、穴の位置は少しズレております。右写真では、試作サンプルをハサミでカットして、キーに対して革シェルの位置を下にズラして穴をロゴに合わせてみています。穴の形状はCADのデザインが正確に再現されており、OKです。
通常、当社のデモカーのキーの場合は、キーの方を革茶屋さんに送って開発していますが、今回はキーがお客様からの大切な借用品ですので、革茶屋さんへの又貸しは行いません。そのため、やりとりの手間は掛りますが、サンプルをmaniacsに送ってもらい、こちらでフィッティングを確認して、調整が必要な内容をデータとpdf資料にして、それを革茶屋さんに送って調整してもらいます。


こちらの黒い革の写真が、2回目の試作サンプルです。穴の位置は、概ね良い感じに納まりました。ロゴマークをかたどった穴の見栄えは、予想以上に素敵ですね。キーシェルを装着した状態でもRであることが一目で分かります。ロゴマーク自体に特別感というか、独特の高級感がありますし、レザーの質感とも相まって、タダ者ではない雰囲気が醸し出されています。車両との統一性という意味でもバッチリかと。
穴抜き型の刃物の高さもさらに正確に調整されており、穴の縁の切れ味も絶妙です。革の穴からロゴマークが見える感じは、赤のレザーの場合はロゴマークが象徴的に見えて非常にカッコ良いです。黒のレザーの場合は一体感があって、さりげない感じですが微妙に凄みもあり、これも良いですね。この状態でOKで良いくらいの、イイ感じですが、maniacsとしては妥協なく再度の微調整を革茶屋さんに依頼することに・・・

一般的に、革製品は天然素材のため完全に均質ではないですし、柔軟性のある素材のため、あまり微妙な位置合わせ等は行えない場合も多いです。そこまで拘っても、現実的に意味がないと申しますか。しかしmaniacsとしては、ベストを目指したいわけで、今回とても恐縮しながら革茶屋さんに再調整の相談をしましたところ、快く引き受けてもらえました。素晴らしい。
っというわけで、現在上記のとおりの途中経過で、2回目の試作まで行って3回目の試作をこれから行うという段階です。製品化にはもう少し日数が掛りますが、Golf8R、Golf8RVariantのお客様は、楽しみにお待ちください。また、進捗しましたら、ご紹介して参ります。
また、R以外のGolf8用のmaniacsレザーキーシェルFタイプは、大人気で現在全色品切れになってしまっておりまして、申し訳ありません。間もなく再入荷すると思いますので、以下の商品ページの「入荷お知らせメール」にご登録いただいて、お待ちいただければ幸甚です。宜しくお願いいたします。
maniacs Leather key shell (VW-F type)


1回目の試作サンプルがこちら。現在販売しております、Golf8用レザーキーシェルのFタイプとの違いは、ロゴマークの穴の形です。R以外の車両のキーはロゴマークが円形のVWマークで、キーシェルの穴もそれに合わせた円形です。RのキーはRのロゴマークですので、それに合わせた穴にします。
まず、キーのRマークの形状をイメージソフトで正確にトレースして、それをオフセットした(=一回り大きくした)形状の穴をデザインします。言葉では簡単なようですが、角の部分をどう処理するかとか、maniacs的に細部にも拘って、何案も作っては直しながら穴形状のデザインを完成させました。それをCADデータに変換して、革に穴を抜く専用の型を起こしています。

初回試作では、穴形状を主に確認しつつ、型の刃物の高さの調整も行っています。刃の高さのバランスの調整で品物の仕上がりに差が出ます。形状と刃の高さの調整がメインのため、穴の位置は少しズレております。右写真では、試作サンプルをハサミでカットして、キーに対して革シェルの位置を下にズラして穴をロゴに合わせてみています。穴の形状はCADのデザインが正確に再現されており、OKです。
通常、当社のデモカーのキーの場合は、キーの方を革茶屋さんに送って開発していますが、今回はキーがお客様からの大切な借用品ですので、革茶屋さんへの又貸しは行いません。そのため、やりとりの手間は掛りますが、サンプルをmaniacsに送ってもらい、こちらでフィッティングを確認して、調整が必要な内容をデータとpdf資料にして、それを革茶屋さんに送って調整してもらいます。


こちらの黒い革の写真が、2回目の試作サンプルです。穴の位置は、概ね良い感じに納まりました。ロゴマークをかたどった穴の見栄えは、予想以上に素敵ですね。キーシェルを装着した状態でもRであることが一目で分かります。ロゴマーク自体に特別感というか、独特の高級感がありますし、レザーの質感とも相まって、タダ者ではない雰囲気が醸し出されています。車両との統一性という意味でもバッチリかと。
穴抜き型の刃物の高さもさらに正確に調整されており、穴の縁の切れ味も絶妙です。革の穴からロゴマークが見える感じは、赤のレザーの場合はロゴマークが象徴的に見えて非常にカッコ良いです。黒のレザーの場合は一体感があって、さりげない感じですが微妙に凄みもあり、これも良いですね。この状態でOKで良いくらいの、イイ感じですが、maniacsとしては妥協なく再度の微調整を革茶屋さんに依頼することに・・・

一般的に、革製品は天然素材のため完全に均質ではないですし、柔軟性のある素材のため、あまり微妙な位置合わせ等は行えない場合も多いです。そこまで拘っても、現実的に意味がないと申しますか。しかしmaniacsとしては、ベストを目指したいわけで、今回とても恐縮しながら革茶屋さんに再調整の相談をしましたところ、快く引き受けてもらえました。素晴らしい。
っというわけで、現在上記のとおりの途中経過で、2回目の試作まで行って3回目の試作をこれから行うという段階です。製品化にはもう少し日数が掛りますが、Golf8R、Golf8RVariantのお客様は、楽しみにお待ちください。また、進捗しましたら、ご紹介して参ります。
また、R以外のGolf8用のmaniacsレザーキーシェルFタイプは、大人気で現在全色品切れになってしまっておりまして、申し訳ありません。間もなく再入荷すると思いますので、以下の商品ページの「入荷お知らせメール」にご登録いただいて、お待ちいただければ幸甚です。宜しくお願いいたします。
maniacs Leather key shell (VW-F type)