maniacs遠藤です。

冷却水警告灯の為入庫を頂きました、Audi TT(8S)点検の結果エンジンのウィークポイント、ウォーターポンプ/サーモスタットからの水漏れということで、交換修理作業を実施させて頂きました。
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Golf7/7,5系、S3(8V)の2.0Lエンジンと同じEA888系エンジンを積むこのAudi TT(8S)型もこの水漏れ修理ご依頼が多いのですが、今回走行中に突然警告灯が点灯して、ボンネットを開けてクーラント量を確認したところもうほとんど入っていない状況になってしまったとの事で、EA888系エンジンを積む車両は定期的にボンネットを上げて、クーラントの量チェックを是非チェックをお願い致します。
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ウォーターポンプ/サーモスタットの水漏れ修理作業は交換する前にはインテーク類、クーラントライン、電動ファンなどもろもろと外して作業所間はかなりかかりますので、基本おあずかりにて行わせて頂いております。
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外したウォーターポンプ/サーモスタット水漏れ跡が、しっかり残っておりました。このパーツが値段が高く水漏れ修理作業を高額にしてしまうのですが、純正品と品質が同等の優良品での作業も可能です。
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また今回は合わせて劣化をしておりましたクーラントタンク/キャップ、アダプターブリーザー/ホースも交換をせて頂きました。

ウォーターポンプ、サーモスタットからの水漏れ、クーラントの量が減りが早い場合は、水漏れしている可能性がかなり高いかもしれません。またクーラントの量はそんなに変化しない場合でも、オイル交換などでリフトアップした際に、オイルパン前方に白っぽい跡が付着していると、水漏れの可能性があります。この水漏れですが、車両の保証期間内であれば無償で交換してもらえるので、気になる方は一度点検してみてもいいかもしれませんね。

この度は作業ご依頼まことにありがとうございました。