工房長です。ドラレコ装着の「必須アイテム」としてご使用いただいております、ドット・グラデーション・ベースシール。S,M,Lの3サイズで概ねほとんどの用途をカバーできていると思われますが、「中心部ベタ黒」があるのはSサイズだけで、「Mサイズにも同様にベタ黒を!」とのご要望を多数頂いておりました。

M20m
















っで、そのMサイズのベタ黒を、先ほど新発売しました。Sサイズのベタ黒を仕様追加したのは昨年3月ですが、MとLにベタ黒を設定しなかったのは、サイズが大きいベタ黒は使い方によっては車検の解釈が分かれるためです。ウィンドウの外側に貼るステッカーなら「不適合」と言われたら剥がせば良いだけなのですが、万が一これを不適合と言われるとドラレコを一旦剥がして貼り直しになり、非常に面倒です。それで、Mのベタ黒は商品そのものを発売していませんでした。

M21m
















車検の基準を要約しますと、
・フロントグラスの上部5分の1よりも下の範囲は、何かを貼り付けては駄目。
・上部5分の1の範囲は、透過性のフィルムなら貼っても良い。
・上部5分の1の範囲に、ドラレコ等の認められた機器は貼付け装着して良い。
となります。

ドットグラデーションベースシールのSサイズはベタ黒の面積が約4×2.5cmで、ドラレコを貼るのに最低限このくらいの貼付け面積は必要なので「認められた機器の装着に一連のこと」です。それ以外に解釈の幅はなく、OKでまず間違いないです。

Mサイズはベタ黒の面積が5.4×3.7cmなので、もしドラレコの台座サイズよりもずっとはみ出して、ベタ黒面が大き過ぎるような使われ方をした場合には、「必要以上に前方視界を遮っている」とみなされて、万が一にも駄目と言われるかもしれない余地が生じてしまいます。

一方でドラレコの製品によっては貼付け台座の面積がMサイズくらい大きい機種も実際にあります。気泡も目立ち易いので「ベタ黒でちゃんと隠したい」というご要望は良く理解できます。それでこの度、全てのお客様が適切にご使用されることを前提として、新発売する決断をしました。ご要望いただいていたお客様には、大変お待たせいたしました。

ドット・グラデーション・ベースシール(M)商品ページ

っと言うわけで、ご使用に際しては以下のことを守ってください。
・ドラレコなどの認められた機器の装着専用としてください。
・装着台座の貼付面に対して、ベタ黒部分が大き過ぎない使い方としてください。
飾りや認められない機器の隠ぺい等のための本品を使用しないでください。
以上、宜しくお願いいたします。