工房長です。本日発売予定のmaniacs DSG Paddle Extension TSI standardの装着方法を、先にご紹介します。装着はとても簡単です!maniacs DSG Paddle Extension TSI standardには専用両面テープが2セット付属しており、このうちの1セットを使用して装着します。もう1セットは予備です。万一失敗してもやり直せますので、安心です。
両面テープ貼付位置














専用両面テープの1セットは4ピース6ピースで構成されていて、それぞれmaniacs DSG Paddle Extension TSI standardの装着部に合う形状にカットされています。それぞれ、貼付位置と向きのとおりに台紙上に乗っていて、写真のような対応関係になります。形状を良く見て、配置関係を把握してから貼るようにしてください。

両面テープは、写真のようにmaniacs DSG Paddle Extension TSI standardの商品の方に貼り付けてください。その際、貼付位置は半丸上の突起および線状の突起がガイドになります。両面テープの外形は貼付位置のガイドに対して、周囲1mm程度の余裕を持って少し小さめにできています。ガイドの突起に両面テープが乗らない(掛かからない)ようにご注意して貼ってください。

作業場の注意としましては、両面テープは密着性に優れた3M製のソフトタイプのものを使用しています。このため、手指に貼り付きますと、テープが延びて形状が崩れてしまう場合があります。できるだけ粘着面に触れないように注意して、手指に貼り付かないように作業を行なってください。写真の状態に貼れたら、あとは表面の剥離紙を剥がして車両のパドルに合わせて圧着してください。

圧着は、上側、下側、それぞれ両面テープのある位置の真上を10秒くらい時間を掛けて押さえ、車両のパドルにじっくりと押しつけるようにしてください。それで装着完了です!両面テープが十分な接着力を発揮するまでは時間がかかりますので、装着の直後は引き剥がす方向に力を加えないようにご注意ください。数日で所定の接着力になります。

なお、専用両面テープの接着力は万一の際に車両部品や運転者の身体に危険な力が加わる前に両面テープ部から安全に外れるように設定しています。通常のパドル操作では外れてしまうことはありません。取り外したい場合は、引き剥がす方向に強めの力を掛けると外すことができます。

2020.05.20追記
T-crossへの適合に伴い、両面テープを追加しました。T-crossの純正パドル操作部の形状は、それ以前の車種のTSI系ステアリングと同一の設計と見受けられますが、別個の生産ラインでインジェクションされているため、従来車種と比較して0.1~0.2mm程度の微かな形状差があります。

説明1-H700説明3-H700









形状差は本当に僅かで、実際に宛がっていただければガタツキなくピッタリとフィットするので、そのまま適合としても問題ないレベルではあります。厳密な評価の結果、粘着面の上端下端の当たりが僅かに不均一で接着強度の低下が認められたため、念のため上下の両面テープに加えて中央部に両面テープを追加し、接着力を強化することとしました。

上左写真にある、下段の両面テープの付属を追加しています。貼付けは上右写真のようになります。T-crossに装着の場合は、このように左右各3枚の両面テープを貼ってください。それ以外の従来からの車種につきましては、上の説明のとおり上下2枚の貼付けだけでも足りますし、念を入れてより強力に貼付けたい場合は3枚使っていただいても結構です。