皆さんこんにちは。maniacs公認サポーターのじぇいです。今回は両面テープでお手軽に取付けが出来るm+ Leather Key Cover for Volkswagenの装着方法をご紹介いたします。貼付けるだけで簡単にキーの印象を変えることが出来ます。本革ならではの高級感と手触りは使うたびに実感でき、車から降りたあともポケットの中のキーをついつい触りたくなるほどです。そして、キー本体の保護にも役立つ実用性を兼ね備えた商品です。


Golf7_LKC_01左写真は商品パッケージの内容です。本革製のカバーに、専用の両面テープが付属しています。このテープでキーに貼付けて装着します。作業の大まかな流れは、以前にご紹介したm+ Decorative Key Cover for VWと似ています。つまり、

 1.まずは仮合わせをして、カバーのフィッティングと両面テープを貼る位置、貼付けの手順をシミュレーションして確認します。
 2.キー本体の貼付面(両面テープが貼りつく位置)を脱脂します。
 3.両面テープをキー表面およびキーカバー裏面の所定の位置に貼ります。
 4.キーカバーをキーに被せて、両面テープで貼り付けます。

といった手順になります。それでは各工程を詳細にご説明していきます!

Golf7_LKC_03最初に、商品を仮合わせしてみましょう。しっくりとした位置にカバーを合わせるには、写真で右上の頂点部分を正確に位置合わせするのが重要だと分ります。ここを基点として弛みを伸ばしつつ、カバーの角部をキーの角部に合わせるようにしていけば、ぴったりとカバーを貼付ることが出来ます。ちゃんと位置決めできれば、VWロゴマークの穴やキーの折りたたみボタン用穴位置も自然と合うようになっていますので、仮合わせの時点でその感じを確認しておきましょう。綺麗に装着するための、付属両面テープの貼り付けお奨め位置は以下で順次説明してまいります。

Golf7_LKC_05状況がわかったところで、両面テープが本来の接着力を発揮できるように、キー本体の脱脂を行います。スプレータイプの脱脂剤を使うときは、直接キーにスプレーするとキーの内部に染み込んでしまうので、脱脂剤はウェス等に吹き付けてキーの表面を拭きます。ティッシュを使用する場合は紙粉が出やすいので、カスがついてしまったらハケ等で払ってください。サクッと済ませたい方は、個装のウエットティッシュ式の脱脂剤をあらかじめ用意しておくと良いと思います。なお、脱脂剤は揮発成分が含まれていますので作業時は換気に気をつけてください。 

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次に両面テープを各所に貼り付けていきます。まずはキーの上面と側面に、中くらいの長さの両面テープを貼り付けます。今回は、取説記載の方法にちょっとアレンジを加え、接着する部分をなるべく増やすようにしてみました。両面テープは適切な長さにハサミ等で切って使っています。

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続いてカバー側にも両面テープを貼り付けていきます。一番長いものと短いものを、写真の位置にそれぞれ貼付けました。短い方はカーブに沿って貼っています。長い方はテープの長辺をカバーの縁にピッタリ合わせるように貼ります。貼付ける際には写真のようにピンセット類(写真で使用しているのは眉抜きですが、本来の用途で使用したことはほとんどありません。。。)を使用すると、細かい位置合わせがしやすいだけでなく、両面テープを手で触って皮脂をつけてしまうことを防止できるのでお勧めです。

Golf7_LKC_15さて、いよいよ本番の貼付作業けです。またもや眉抜きを使用して、キーに貼付けた両面テープの剥離紙を全て剥がし、カバーを被せます。カバー側の両面テープは、まだ剥離紙を剥がさないでください。


Golf7_LKC_17事前に確認した手順を思い出しながら、まずは写真右上の角の頂点部分をしっかりと位置決めした後、弛みやしわが無くなる程度に軽く引張りながら両面テープ部分に押し当てて、密着させます。


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続いてカバー裏面の曲線部に貼った短い両面テープのうち、片方の剥離紙を剥がしてキー本体に接着させます。軽く引張って角部を合わせるようにすると、自然とVWロゴやボタンの穴位置が合いますので、穴が合うように引っ張り加減を微調整して位置を合わせながら貼っていってください。
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次に同じ側の一番長い両面テープの剥離紙を剥がし、角部が合うように弛みやしわを伸ばしながら貼付けていきます。このように、まさに貼付けようとする箇所の両面テープだけを順次に剥離紙を剥がして貼っていくことで、意図しない貼付箇所が不用意に貼り付いてしまうことを防止できます。ちょっと手間に思えるかもしれませんが、一つ一つ確実に作業していくことが結局は近道になります。

片側を貼ったら、反対側の両面テープも同じ手順で貼付けて、作業完了です。全体的に見てバランスよく貼れているかを確認し、問題なければ更にもう一度両面テープ部分を押し付けて密着させておきましょう。

Golf7_LKC_27両面テープの貼り付け位置は、作業性と仕上がりのバランスとして良い感じだと思います。貼ったすぐは多少落ち着かない感じがあっても、使っているうちに馴染んで、まるでもともと革製のキーだったような自然なフィット感になります。それが本革の良いところです。もし「使って馴染むなんて待てません」という感じで、貼ったすぐの時点でカバーの部分的な微妙な浮きがどうしても気になる、という場合には市販の両面テープ(コンビニや百均で購入できるもので十分です)をその箇所に差し入れ、密着させればOKです。

Golf7_LKC_29貼付けが完了したのが左写真になります。商品ページの写真では、ちょっと革が厚いかな?とも思いましたが、実物はそんな感じはなく、まさに丁度良い素材感でした。形状も非常にピッタリと合っているので、被せたり着せる感じのいわゆる「カバー」の類と一線を画して、キー自体の表皮が革製でできているみたいな感じです。本体の重量感と相まって、キーというよりこういう革製小物製品という趣があります。質感、手触りとも文句なしなので、革ならではの使い込みによる経年変化が楽しみになりますね。今回ご紹介した以外にも革やステッチ色のバリエーションもありますので、気に入った色でぜひお試しください。ではでは!!


m+ Leather Key Cover for Volkswagen (商品ページ)


最近人気シリーズになりつつある(笑)、今回も、以下余談です。

Golf7_LKC_31小生の車(Golf7GTI)は、リモコンキーさえ持っていればドアの施錠/開錠およびエンジンの始動が出来ます。ですので物理的なキー自体(ジャックナイフ式に飛び出す)はほとんど使ったことがありません。

しかしキーを使わざるをえない状況というのもありまして、ちょっとご紹介します。実は小生、一度バッテリーを上げてしまったことがあります。そうなるとスマートエントリー機能が使えませんので、昔ながらのキーを挿して回す方法でドアロックを開錠する必要があります。ご存知の方も多いと思いますが、運転席ドアにはドアハンドルのカバーに隠された位置に鍵穴があります。まずはこのカバーを外します。

ここでもキーが役に立ちます。鍵穴カバーの下側には、ちょうどキーが入る凹みがあって、そこにキーの先端を差し入れ、車両の外側方向にカバーを外します。カバーはプラスティック製で車体は塗装面なので、傷つけないように慎重に作業してください。テープなどが手近にあれば、写真のようにキーの先端部を養生しておけば安心です。カバーの前端はドアハンドルの下に入り込んでいますので、ドアハンドルをちょっと引張って持ち上げてあげるとカバーを外し易いです。イザという場面でもキー以外に工具が要らないというのは、うまい設計ですね。

めでたくカバーが外れた後には鍵穴がありますので、これで電気の力を借りなくてもドアの開錠/施錠ができます。