皆さんこんにちは。maniacs公認サポーターのじぇいです。今回はGolf7のバイキセノンヘッドライトユニット内にある、スタティックコーナーリングライトのバルブ交換方法をご紹介いたします。m+ハロゲンバルブ 4300K Flash WhiteH7タイプ、またはたはBELLOF iBEAUTY シグナスホワイト (4900K)H7タイプが適合いたします。

まずはお約束の注意事項です:

走行直後のエンジンルームは高温になっている箇所があり、触れると火傷をする危険があります。始動前の冷えた状態で作業するか、走行後の場合は十分に冷えるのを待ってから作業してください。また、作業中はエンジンを始動させないで下さい。

灯火類の点灯中および消灯直後はバルブ付近が高温になっており、触れると火傷をする危険があります。十分に冷めた状態で作業を行ってください。また、カミングホーム等の自動点灯機能にも注意し、作業中は自動点灯が作動する条件を避けてください。

 

それでは運転席側のバルブを交換する手順について、詳細に説明していきましょう。まず、ヘッドライトユニットの後にある丸い蓋(カバー)を外します。蓋や周囲の汚れがひどい場合は、汚れがヘッドライトユニット内に入ってしまうリスクを未然に防ぐため、外す前に雑巾で拭くなどして簡単にクリーニングしてから蓋を外してください。カバーは、下左写真のように反時計方向に30度ぐらい回すと、簡単に外すことができます。


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カバーを外すと、上中写真のように、コーナリングライトのバルブが見えます。右写真はその拡大です。バルブはフランジの上部が凸形状になっており、ライトユニットの凹形状に嵌って位置決めされています。ライトユニットのバルブ装着部の左右2箇所にバネ式のクランプがあり、そこにバルブのフランジが嵌まって固定されています。コネクタの配線は車両の外側方向に向かっています。

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バルブを外すには、コネクタ部分を指で持ち、そのコネクタごとバルブ全体を左方向に倒すように少し傾けると右のクランプが外れ、次に右方向に倒すように少し傾けると左のクランプが外れます。クランプはバネ式なので、バルブを傾けるだけで、グニュっとしたやや鈍い感触を伴って外れます。一度で外れない場合は、慎重に何度か左右交互に傾けて外してください。クランプが外れたら、コネクタごとバルブ全体を、そのまままっすぐ後ろに引き出してください。

それから上右写真のように、外れたバルブのフランジ(根元の金具部分)を片手で持ち、コネクタをもう一方の手で持って、引っ張って外します。コネクタはやや固いですが、ロック機構はありませんので、軽く少し左右に揺すりながら慎重に引き外していきます。家庭のACコンセントからプラグを抜くのと同じような構造ですので、それと似た感じに、適度な慎重さで引き抜いてください。


コネクタが外れたら、新たに装着するバルブ(今回は、m+ハロゲンバルブ 4300K Flash White H7タイプをパッケージから取り出し、そのバルブをコネクタに接続します。コネクタに挿す向きは、バルブのフランジの凸形が上を向く状態で、コネクタの配線が車両の外側に向くようにしてください。コネクタは奥まで押し込むだけで接続完了します。バルブのガラス面に手脂がつくと、点灯時の熱で白っぽく浮き出したり、除去しにくくなる場合がありますので、もし触ってしまった場合は、バルブを点灯させる前にこの時点で綺麗に拭いておいてください。


Golf7_CRL_11接続完了したバルブとコネクタの全体を、車両のライトユニットに装着します。バルブの凸形を上にして、ライトユニットの装着穴にある凹に合わせ、コネクタの後端を押して挿し込みます。バルブは押し込むだけで、左右2箇所のバネ式クランプ部がパチンと嵌って固定されます。パチンという感触が得られれば、それで正しく固定されている状態です。


この時点で一度バルブが点灯するかを確認しておきましょう。点灯確認は、ドライビングプロファイルをエコモード以外にして、ヘッドライトを点灯させ、ウインカーを作動させればコーナーリングライトが点灯します。点灯後はコネクタ部を含めてバルブ付近が熱くなります。正常に点灯すれば、もうバルブ付近に触れる必要は基本的にありませんが、もし触れる場合には十分に気をつけて、冷めるのを待ってからにしてください。


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最後にカバーを閉めます。外したカバーを裏から見たのが上写真左側です。4箇所に爪があり、回転して嵌める構造になっています。カバーを開口部にあてがい、時計回りに回すことで固定されます。爪4箇所が正しく噛んでいれば、カバーは全周で浮きが無く締まります。カバーの閉め忘れや、不完全な装着がないように注意してください。


Golf7_CRL_17助手席側も同様の作業を行って、作業終了となります。ちなみに助手席側のバルブのとコネクタの配線向きは左写真の通りです。配線は車両外側に向かっており、つまり運転席側と対称になっています。施工時にはコネクタの向きに注意してください。左右のバルブ交換が完了して、蓋の装着を確認し、エンジンカバーの上などに商品パッケージの置き忘れ等がないかも良く確認してから、ボンネットを閉めて完了です。

Golf7_CRL_19今回はm+ハロゲンバルブ 4300K Flash Whiteを装着しましたので、その効果を撮影してみました。Flash Whiteの方が純正より白くなっているのが写真でも判りますが、肉眼ではもっとハッキリと白さが感じられます。純正はコーナリングランプ点灯時にそこだけが電球色に見えますが、Flash Whiteはバイキセノンヘッドライトとの色差が押さえられて、コーナリングランプの点灯時もフロントビューの統一感が維持されます。

 

この作業にかかる時間は、少し慣れれば片側あたり数分程度、初めての作業で一つ一つの手順を確認しながら慎重に進めても、片側10分か15分もあれば完了できると思います。万一のバルブ切れの交換にも役立てていただけるマニュアルにできたかと思います。自分でできることが増えると、車への愛着が一層深まりますよ。そして、スタティックコーナーリングライトのバルブ変更は、簡単にできて効果の高い、とてもお奨めのモディファイです!! 下記いずれかの商品ページからH7タイプをお選びください。ではでは!!


m+ハロゲンバルブ 4300K Flash White (商品ページ)


BELLOF iBEAUTY シグナスホワイト (4900K) (商品ページ)