皆さん、こんにちは。maniacs公認サポーターのじぇいです。
今回はGolf7のフォグランプバルブの交換方法をご紹介いたします。対象車種は、フォグランプにノーマル時にハロゲンバルブが装着されたConfortlineやHighlineです。
m+ハロゲンバルブ 4300K Flash White (H11)
m+ LED Fog Blub 6000K Produced by PHILIPS
m+ LED Yellow Fog Blub 2700K Produced by PHILIPS
BELLOF iBEAUTY シグナスホワイト 4900K (H11)
等の、より白いまたは黄色いバルブを装着したい時の装着方法をご紹介します。また、バルブが切れてしまったときのメンテナンス対応としても知っていて損はありません。以下、今回の装着例ではm+ハロゲンバルブ 4300K Flash White(H11)を使用し、フォグの色を純正より白くしてみました。
作業はタイヤハウス前方の穴からアクセスしますので、準備として左側のバルブを交換するときは前輪を右側に、右側の場合は前輪を左側に目一杯切って、作業スペースを確保します。ハンドルを一杯まで切ると、上写真左側のように、タイヤハウス前方にバルブ交換用の蓋が見えます。作業に先だって洗車時にタイヤハウス内も綺麗に洗っておくと作業がスムーズです。残った汚れや水分は、この時点でウエットティッシュ等で拭き取っておくと、これから作業する部品を汚さずに作業できます。
蓋の下部には蓋を外すための出っ張りがありますので、上写真中央のように、ここを手がかりに蓋を持ち上げて外します。初めて外すときは、固くて外れにくい場合がありますので、怪我のないように軍手をするなどして気をつけて作業を進めてください。上写真右側に外した蓋を裏側から写した写真を載せましたので、これで示す4箇所の爪を外すように(必要ならばリムーバツールなどを併用して)蓋を外していきます。4箇所の爪が外れたら、蓋を下側に引くと一番上の引っ掛かりが外れて、蓋を取外すことができます。
蓋を外した後は、正面にフォグランプのバルブが見える状態になりますので、バルブに接続されているコネクタを外します。コネクタはロック付きなので、上写真左側及び中央のように、ロック部を押しながらコネクタを下に引いて外します。コネクタが外れたら、バルブを反時計回りに止まるまで(45度ぐらい)廻すと、バルブのロックが外れます。この状態でまっすぐ手前に引っ張り出すと、バルブを取外すことができます。
バルブが外れた状態が、左の写真になります。
ちなみにコネクタ横には突起があり、コネクタを外さないとバルブが外れない構造になっているのにちょっと感動しました。
取付けは、取外しの逆の作業となります。新しいバルブ(形状はH11です)をパッケージから取り出し、バルブのコネクタ部が真下より45度ぐらい右になる向きでランプユニットの穴に慎重に差し入れます。バルブを軽く押し当てながら角度を探るようにして、バルブにある3箇所の爪がランプユニットの穴の3か所の切り欠きに合うように挿入します。爪が切り欠きを通過してその奥に至るまで完全に差し込み、その状態でパッキンの弾力を少し押さえ付けながら、コネクタ部が真下に向くまでバルブを時計回りに回すと、爪が掛かってバルブが固定されます。
バルブのガラス表面に手脂が付くとバルブの寿命を縮める、という都市伝説?があります。寿命にどれだけ影響するかの真偽は不明ですが、指紋の脂が点灯時の熱で変質して固着すると白っぽく浮き出て目立ったり、後で拭いても取れなくなりますので、バルブの表面は触らないように作業するのが良いです。もし触ってしまった場合は、点灯させる前にバルブ単体の状態のうちに綺麗に拭き取ってから装着してください。
次に車両ハーネス側のコネクタを、ロック部分が手前に来る向きにして、コネクタを勘合させます。コネクタは意外と固いので、上写真右側のようにバルブとコネクタをつまんで取り付けるようにすると、バルブに無理な力をかけずにコネクタを取付けることが出来ます。ロックがかかって抜けなくなるまで、しっかりとコネクタを挿しておきましょう。この状態で一旦フォグランプを点灯させ、問題なく点灯することを確認しておくと、後戻りが無くて効率的です。
最後に蓋を閉めれば、作業完了です。蓋は上側の引っかかりを差し込んでから、4本の爪を押し込んで固定します。ちゃんと蓋が閉まると、凸凹なくフラットな状態になりますので確認しておきましょう。上写真右側は、助手席側のみバルブをm+ハロゲンバルブ 4300K Flash White(H11)に交換した状態です。写真でも助手席側が白く見えますし、実物を肉眼で見るともっと顕著に白くなって見えます。バイキセノンヘッドランプを使用していて、フォグランプの色が黄色っぽくて気になる人には、お勧めのモディファイといえますね。
m+ LED Fog Blub 2700K、または6000Kも同様の手順で装着できます。バルブのコネクタ部の構成はハロゲンバルブと異なり、ハロゲンバルブではバルブ本体の背面にコネクタが一体化していますが、LEDバルブは配線ハーネスを介してその先端がコネクタになっています。接続はハロゲンバルブと同様で、このハーネス先端のコネクタを車両側のコネクタに接続すればOKです。コネクタとバルブの間にある黒い部品はコントローラーで、コネクタを接続したあと、このコントローラーは付属の結束バンドでコネクタ部に束ねるように固定してください。
右写真はm+ LED Yellow Fog Blub 2700K Produced by PHILIPSを装着した状態です。LEDならではのビビッドなイエロー発光は被視認性を高めて悪天候下での安全なドライビングに寄与します。装着作業は、慣れれば片側10分くらいで完了できる程度の内容です。初めての場合でも慎重に作業を進めれば、問題なくスムーズに完了できると思います。またこの機会に一度交換作業を行ってみると、万一のバルブ切れの際にも慌てずに対処できる自信がつきます。DIYやメンテナンスに、ぜひ役立ててみてください。ではでは!!
m+ハロゲンバルブ 4300K Flash White(商品ページ)
m+ LED Fog Blub 6000K Produced by PHILIPS(商品ページ)
m+ LED Yellow Fog Blub 2700K Produced by PHILIPS(商品ページ)
BELLOF iBEAUTY シグナスホワイト 4900K(商品ページ)