工房長です。リモコンキーのボタンは、使用するに従ってどうしても擦れて見栄えや感触が悪くなってきます。maniacsでは、このボタン部分だけの交換パーツをお取り扱いします。ボタン部分を新品に替えるとリモコンキー全体の印象がスッキリとリフレッシュされます。左写真は、maniacs所有のGolf4のキーで、ボタン部分は表面が擦れてテカり、形状もウネッてしまい、傷んでいます。

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交換作業は比較的簡単です。まずは古くなったボタン部分を外します。ボタン部分は、キー本体にパチンと嵌っているだけですので、写真のようにエッヂの部分に細いマイナスドライバーなどを引っ掛けてめくります。ドライバーの使い方は、コジらずに、ボタンの端面のエッヂに突き刺すくらいにしっかり引っ掛けて、そのドライバーの先端を持ち上げるようにしてめくってください。ドライバーをコジって使うとキー本体(コジる際のテコの支点になる箇所)にキズが入りますので、コジらないでください。

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めくれ初めたら、そこをキッカケにして摘んで引っ張って、全部引き剥がしてください。ボタンの裏面にスイッチを押す突起があり、突起の形状が+と×になっていますので、交換品を装着する際に間違える心配はありません。古いボタンと新しいボタンを並べて見比べると、こんなに傷んでいたということがよく分かりますね。

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新しいボタンは、外した逆の手順で嵌め込みます。丸くなった部分の一箇所から(角型の場合は角の一箇所から)嵌め込み初めて、周に沿って押して嵌めていきます。周をずっと嵌めていった最後の部分が、嵌まりにくい場合があります。手指で強く押しても嵌らない場合は、平らな面にボタンのその部分を押し付けると綺麗に嵌ります。

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交換が完了し、すっかり印象が良くなりました。押した感触も節度感が戻り、新品っぽくなります。このキーは、反対面のキーフォブバッジも傷んでいましたので、今回一緒にリフレッシュしました。キーフォブバッジの交換方法はこちらに掲載していますが、要領は同様にコジらないようにめくって剥がします。

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剥がした部分が汚れている場合は、ドライバーの先などで掻き取り、綿棒などで汚れを除去してから新しいバッジを貼ると、綺麗に仕上がります。接着剤は、市販の多用途接着剤が適しています。これでキー全体がリフレッシュされました。キーが綺麗になると気分も一新されます。キーが傷んでしまっているオーナー様には、お奨めのメニューです。

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交換用のボタン形状は、3つのタイプをご用意しています。オーバルの二つボタン、オーバルの三つボタン、角型の三つボタンです。どのタイプの場合も、交換の要領は同じです。オーバルの三つボタンはAudiのキーに使用されています。こちらの写真も、長く使っていてオーナー様も気づかぬうちに意外とボタン部分が傷んでいた事例です。今回、同様に交換してみました。

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この例のように、ボタンの交換に際に、嵌め合わせる溝部分にゴミや汚れが付着している場合もあります。その場合は汚れを掻き出して綺麗にクリーニングしてから新品を装着してください。こちらのAudiのキーも装着完了して、気分もスッキリです。オーナー様にもたいへんご満足いただきました。お気に入りの愛車に、この先も末永く、気持ちよくお乗りいただけることと思います。

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