工房長です。maniacsで開発中のGTIタイプアクセルペダル(仮称)の続報です。左の写真は今回装着評価を行ったThe Beetleのノーマルペダルです。新車ですので傷も汚れもなく綺麗ですが、プラスティックとゴムでできたAB(アクセル、ブレーキ)ペダルはちょっとシンプルすぎて見た目に寂しい感じですね。ここにmaniacsで開発中のペダルを装着して実際に乗って評価しました。Golf5,6等の車種には純正オプションで適合するGTIペダルが存在するのですが(maniacsでもレギュラー販売しています)、にもかかわらず今回このペダルを開発したのには、いくつかの具体的な目的があります。
1)Touranなどの純正GTIペダルが適合しない車種にも装着可能としたいこと。
2)純正GTIペダルは、SST(専用工具)やスロットルボディアライメント(電気的な初期調整)など専門的な道具が必要なので、お客様がご自身で簡単に装着できるペダルにしたいこと。
3)純正GTIペダルはペダル全体を交換する必要があるためお客さまの費用負担が大きく、ペダルの機能部分はノーマルを活かしてリーズナブルな商品にしたいこと。
4)インテリアとして高級感を付加するだけでなく、踏み心地などのドライバビリティも向上させたいこと。
といった内容です。今回実際に装着評価を行うことで、とくに2)の装着作業性と4)の踏み心地を確認しました。さて、どんな感じだったかと申しますと・・・。



まず、装着の作業性ですね。詳しい装着マニュアルは別途掲載しますが、装着作業は思った以上に簡単でした。これでしたら、ご購入されたお客様がご自身で装着していただけるレベルです。アクセルは、ペダル先端の爪3か所をクイッと曲げて、ペダル根本の爪2か所をマイナスドライバーなどでグッと押し込むだけです。maniacsで言う作業の難易度レベルで申しますと1-Aのレベルですので、どなた様にも安心してお奨めできます。
そして実際に装着した感想は、まず見た目は文句なしです。お洒落は足下からという言葉どおり、インテリア全体のグレード感が増します。とくにドアを開けて乗り込む瞬間の高揚感、満足感がノーマルとはまるで違います。そして踏み心地の向上も想像以上でした。ノーマルのプラスティックペダルを上回るのは勿論のこと、純正のGTIペダルをも上回ったと思います。何が違うのかというと、スーツのときに履く革靴(ドレスシューズ)などの固い靴底でアクセルペダルに足を掛けたときの「カツン」とか「ぺカン」というプラスティッキーな質感がなくなって、靴裏とペダルが自然な感じでコンタクトするようになります。これは勿論メタル製のトップストラクチャと薄いラダー状のエラストマを組み合わせたハイブリッド構造によるものなのですが、エラストマの素材選びと硬度調整にこだわって、その上に被せるメタルストラクチャの剛性にもこだわって設計した効果が十分に発揮されていると確認できました。
トライの段階で調整を重ねただけあり、工房長も大満足の装着評価でした。そしてこの商品の名称を決めました。maniacs AB pedal Contactive Metal Top (ABペダル・コンタクティブ・メタルトップ)です。また長ったらしい名前ですね(笑)。商品の名称は私たち製造販売する側にとっては思い入れを示す意味でとても重要です。そして装着されるお客様にとっても実際の商品と名称のイメージがしっくりと一致することが意外と重要だったりします。このペダルは基本的にはインテリアのグレード感を増すためのものですが、今回は開発の思い入れであえて機能性で命名しています。
間もなく発売の予定ですので、もう少しだけお待ちください。