工房長です。GTIタイプアクセルペダル(仮称)の開発を進めています。すでにたくさんのお問い合わせを頂戴しており、本当にありがとうございます。前回ご紹介しましたとおりプレス金型の精度は一発でバッチリ決まったので、現在プレス前の外形抜き形状の微調整と、ゴム部品の詳細を詰めています。今回はゴム部品の調整についてお話します。基本的な材質についてEPDMとSBRに候補を絞りこみ、耐摩耗性や表面の摩擦係数を考慮してSBRを選定したところまで前回ご紹介しました。上の写真はSBRの材料の硬度を少しずつ変えたサンプルを作って、具合を見ているところです。硬度は添加剤の量で調整するのですが、それによって質感や外観も少しずつ違ってきます。表面の感触も細かく評価して、最も適した硬度を選択しました。
ゴム部品は成形した表面が梨地になるように、金型の方をブラスト処理で仕上げて、それを製品に転写します。サンプルを取り寄せてブラストされた表面状態を確認しています。写真右側のブロックがブラストのサンプルです。ブラストにも目の細かさがあり、細かすぎず粗すぎない最適な木目にすることで高級感が得られます。maniacsのいつものパターンで、納得がいくまで詳細を詰めるために時間が掛かってしまい、お待たせしてすみません。実はこのほかにゴム部品の横リブの形状そのものも微調整を行っていて、それに時間が掛かってしまっています。その詳細は、サンプルができてきたらまたご紹介いたします。形状が完全に決まってから、上記のブラスト加工を金型に施して、それで製品の製造に取り掛かれるようになります。何とか年内発売を目指して頑張っていますので、もう少々お待ちください。