ラベル






工房長です。オルタネート変換モジュールの続報です。昨日、ケースに貼るラベルの製作が完了して納品されました。写真はためしに1つアッセンブリーしてみたものです。ラベル自体に機能的な必要性はありませんが、maniacs製であることを示す大切な要素です。写真の試作品では装着していませんが、入出力の配線はラベルのある側とは反対側からピグテールで引き出す構成です。デコラティブスイッチとの接続はコネクタライズで、ワンタッチでできます。

コンパクトなサイズでシンプルな構成ですが、プログラム方式を採用したメリットを活かして、ちょっと凝った機能を搭載しています。まず、動作モードはパワーオンリセットモードとコンティニュアスモードの2通りが選択できます。前者はイグニッションをONにしたとき常にスイッチOFFで起動し、後者はイグニッションを前回OFFにする直前の状態を維持していてその状態で起動します。用途に応じて使い分けていただけます。

しかも、その動作モードはデコラティブスイッチ自体の長押しで切り替えができますので、装着が完了したあとでも簡単に変更できて便利です。この機能はリレー回路方式やロジックIC方式では実現が難しく、プログラム方式ならではです。また、出力形式は接点出力と12V電源出力を選択でき、モジュール内のジャンパーコネクタでハード的に切り替えができます。あとは、基板のアッセンブリーの完了を待つばかり。次回のお知らせで発売開始できると思います。もう少しだけお待ちください。