工房長です。日本仕様の車両のフューエルキャップは、機能的には全くOKなのですが妙にサッパリとして味気ないですね。最近はセルフ式のスタンドが普及して、自分でもこのキャップに触れる機会が多いので、ここはもう少しお洒落にしてみる価値があります。
っというわけで、US仕様のフューエルキャップに換装すると下の写真のように粋な感じになります(写真は、Gタイプ)。普段見えないところにお洒落をするのが、本当のお洒落だとも言われます。給油のたびに、ちょっとニンマリできます。
maniacsでは、US仕様のフューエルキャップを4種類取り揃えております。ノーマルとの最大の違いは、キャップの表面にホワイトでCAUTIONがシルク印刷されていることです。それと、種類(タイプ)によってキャップの内側部分がグリーンになっています。


Bタイプ 16.5cmコード付き Gタイプ 16.5cmコード付き(内側グリーン)
上の左写真がBタイプです。脱落防止用コードの長さは16.5cm、キャップの内側は黒です。上の右写真はGタイプです。脱落防止コードは同じく16.5cm、キャップの内側がグリーンになっています。表面のシルク印刷は、BもGも同じですので、違いは内側の色だけです。これらのキャップは、Golf5、Golf6を始めとして、VWの殆どの車種に適合します。ノーマルの紐の長さを測って、概ね同じであれば使用できます。
下の左写真は、Fタイプです。表面の印刷はBやGと共通で、内側の色は黒です。Bタイプとの違いは、脱落防止コードが11.5cmで少し短く、それ以外は同じです(2012年現在はお取り扱いがございません)。Golf4などにジャストフィットですが、Golf4にはBまたはGタイプでも(少しコードが長めですが)全く問題なく使用できます。
下の右写真は、Aタイプです。Golf2、Golf3などの車輌で、脱落防止コードがないタイプの車輌に適合します。最近のコード付きキャップの車輌でも、コードが邪魔で、なくしてしまいたいという方には、このAタイプがお奨めです。表面のシルク印刷は、写真では簡素なデザインになっていますが、現在販売している商品は他のB,G,Fタイプと同じデザインになっています。内側の色は黒です。


Fタイプ 11.5cmコード付き Aタイプ コード無し(現行品のデザインは他タイプと同じです。)
なお、純正フューエルキャップは、車両の年式によって脱落防止コードが半円状に曲がっていますが、マニアックスで現在取り扱っているGタイプはストレート形状、G2タイプは半円状に曲がったコードが付いています。コードの形状による使い勝手の差は殆どありませんが、リッドに引っ掛ける際にストレートコードの方が引っ張られないので使いやすいようです。
■選び方■ A,B,F,G,G2タイプの選び方ですが、
1)パヨネットタイプ(スクリューではなく2つの引掛けツメがある形状)のフューエルキャップは、G2タイプをお選びください。以下が対象車種です。
VW Eos/all model
VW Passat(3C)/all model
VW Passat Variant(3C)/all model
VW Tiguan/all model
VW Scirocco/all model
VW Sharan(7N)/all model
Audi TT(8J)/all model
2)上記以外の車種で、コード無しのものをご希望の場合は、Aタイプをお選びください。ノーマルの現状がコード有りでも、コードが邪魔だから無い方が良いという方もAタイプをお選びください。
3)コード有りで、内側がグリーンのものをご希望の場合は、Gタイプをお選びください。ノーマルのコードの長さが11.5cmcmの場合でも、Gタイプをお使いいただいて問題ありません。
4)コード有りで、内側が黒をご希望の方はBタイプをお選びください。


交換方法ですが、まずGolf5、Golf6の場合からご説明します(他に同様の止め構造になっている車輌は、こちらをご参照ください)。Golf5の場合、フューエルキャップの脱落防止コードは、先端を止めるピンがボディ側に固定されています(ボディ側からピンが突き出しています)。ピンの頭は半円状のフランジになっています。
まず、このピンからコードの先端を外します。外し方はとても簡単で、上左写真の矢印の方向にコードを少し強めに引っ張り、コード先端の丸穴をやや伸ばし広げるようにします。そのまま上右写真のようにコードを手前方向に引っ張って、ピンの頭のフランジを乗り越すようにします。簡単に言うと、やさしく引きむしるような要領です。


そのままコードを手前方向にゆっくりと引っ張ると、上左写真のようにコード先端の丸穴の下側から、フランジを乗り越して外れてきます。あとは、上右写真のように、そのまま素直に斜め上方向に引き上げると、コードの先端がボディから外れます。やってみると非常に簡単です。


コードを外したら、キャップ本体を緩めて取り外し、交換するUS仕様のキャップを締めこみます。これは、ガソリンを入れるときの要領とおなじなので、問題ないですね。


最後に、コードの先端をボディ側のピンに引っ掛ければ完了です。引っ掛け方は、ピンの頭の半円状のフランジに、コード先端の丸穴を上の方から引っ掛けて、下方向にコードを引っ張るようにして、穴を楕円状に伸ばし、そのまま奥方向に押し入れる感じです。ちょうど外すときの逆の要領で嵌めることができます。とても簡単です。
取り付け完了状態は、写真のようになります。コードがストレートですと、写真のようにリッドに引っ掛けたときに、コードのテンションで引っ張られてキャップが落ちることがなくなります。う〜ん、ガソリンを入れるだけでも、ちょっと絵になりますね。
次に、Golf4の場合について説明します(他に同様の止め構造になっている車輌も、こちらをご参照ください)。Golf4の場合、上左写真の矢印の位置にコードの先端が止まっていますが、先端は先開きのピンでボディ(正確にはリッドの付け根)の穴に止めてあります。


外し方は簡単で、上右写真のように先開きの抜け止め部分を摘んですぼめて、その状態でピンを上方向に引っ張って抜きます。指先で摘めると思いますが、やり難いと感じる場合は、ピンセットかラジオペンチなどで軽く摘んでください。


先開きの抜け止め部分が穴の中に押し込まれたら、あとはピンを下から押し抜いて、上から摘んで外します。


コードの先端がボディから外れたら、フューエルキャップを外して、交換するUS仕様のキャップを締めこ込みます。


コード先端の取り付けは、ピンを穴に押し込むだけです。先端の抜け止めが開いて、固定されます。とても簡単です。
なお、Gタイプにはピンが付属しておりませんので、Golf4にGタイプのキャップをご使用される場合は、ノーマルのピンのを再利用します。また、Golf5にBタイプをご使用される場合は、Bタイプに付属のピンを取り外します。これは、実際の商品を見ればそのようにしかなりませんので、間違える心配はありません。コードからピンを外したり付ける要領は、上記のGolf5のコードの脱着方法に準じます。
取り付け完了すると、こんな感じです。ノーマルと比較してみてください。CAUTION表示がついただけですが、なんか素敵な雰囲気ですね。「フューエルキャップ」と呼ばずに、北米風に「ガスキャップ」と呼ぶとなおカッコいいかもしれません。
殺風景なキャップに飽き足らない方、半円状に曲がったコードの使い勝手がお嫌いな方、隠れたお洒落を楽しみたい方、ぜひお試しください。・・・ガソリンを入れるのが、楽しみになること請け合いです。
US FuelCap/フューエルキャップG2(Eos/Passat)
US FuelCap/フューエルキャップG
US FuelCap/フューエルキャップA
US FuelCap/フューエルキャップB
(この作業の難易度レベル:1-A)




Bタイプ 16.5cmコード付き Gタイプ 16.5cmコード付き(内側グリーン)
上の左写真がBタイプです。脱落防止用コードの長さは16.5cm、キャップの内側は黒です。上の右写真はGタイプです。脱落防止コードは同じく16.5cm、キャップの内側がグリーンになっています。表面のシルク印刷は、BもGも同じですので、違いは内側の色だけです。これらのキャップは、Golf5、Golf6を始めとして、VWの殆どの車種に適合します。ノーマルの紐の長さを測って、概ね同じであれば使用できます。
下の左写真は、Fタイプです。表面の印刷はBやGと共通で、内側の色は黒です。Bタイプとの違いは、脱落防止コードが11.5cmで少し短く、それ以外は同じです(2012年現在はお取り扱いがございません)。Golf4などにジャストフィットですが、Golf4にはBまたはGタイプでも(少しコードが長めですが)全く問題なく使用できます。
下の右写真は、Aタイプです。Golf2、Golf3などの車輌で、脱落防止コードがないタイプの車輌に適合します。最近のコード付きキャップの車輌でも、コードが邪魔で、なくしてしまいたいという方には、このAタイプがお奨めです。表面のシルク印刷は、写真では簡素なデザインになっていますが、現在販売している商品は他のB,G,Fタイプと同じデザインになっています。内側の色は黒です。


Fタイプ 11.5cmコード付き Aタイプ コード無し(現行品のデザインは他タイプと同じです。)
なお、純正フューエルキャップは、車両の年式によって脱落防止コードが半円状に曲がっていますが、マニアックスで現在取り扱っているGタイプはストレート形状、G2タイプは半円状に曲がったコードが付いています。コードの形状による使い勝手の差は殆どありませんが、リッドに引っ掛ける際にストレートコードの方が引っ張られないので使いやすいようです。
■選び方■ A,B,F,G,G2タイプの選び方ですが、
1)パヨネットタイプ(スクリューではなく2つの引掛けツメがある形状)のフューエルキャップは、G2タイプをお選びください。以下が対象車種です。
VW Eos/all model
VW Passat(3C)/all model
VW Passat Variant(3C)/all model
VW Tiguan/all model
VW Scirocco/all model
VW Sharan(7N)/all model
Audi TT(8J)/all model
2)上記以外の車種で、コード無しのものをご希望の場合は、Aタイプをお選びください。ノーマルの現状がコード有りでも、コードが邪魔だから無い方が良いという方もAタイプをお選びください。
3)コード有りで、内側がグリーンのものをご希望の場合は、Gタイプをお選びください。ノーマルのコードの長さが11.5cmcmの場合でも、Gタイプをお使いいただいて問題ありません。
4)コード有りで、内側が黒をご希望の方はBタイプをお選びください。


交換方法ですが、まずGolf5、Golf6の場合からご説明します(他に同様の止め構造になっている車輌は、こちらをご参照ください)。Golf5の場合、フューエルキャップの脱落防止コードは、先端を止めるピンがボディ側に固定されています(ボディ側からピンが突き出しています)。ピンの頭は半円状のフランジになっています。
まず、このピンからコードの先端を外します。外し方はとても簡単で、上左写真の矢印の方向にコードを少し強めに引っ張り、コード先端の丸穴をやや伸ばし広げるようにします。そのまま上右写真のようにコードを手前方向に引っ張って、ピンの頭のフランジを乗り越すようにします。簡単に言うと、やさしく引きむしるような要領です。


そのままコードを手前方向にゆっくりと引っ張ると、上左写真のようにコード先端の丸穴の下側から、フランジを乗り越して外れてきます。あとは、上右写真のように、そのまま素直に斜め上方向に引き上げると、コードの先端がボディから外れます。やってみると非常に簡単です。


コードを外したら、キャップ本体を緩めて取り外し、交換するUS仕様のキャップを締めこみます。これは、ガソリンを入れるときの要領とおなじなので、問題ないですね。


最後に、コードの先端をボディ側のピンに引っ掛ければ完了です。引っ掛け方は、ピンの頭の半円状のフランジに、コード先端の丸穴を上の方から引っ掛けて、下方向にコードを引っ張るようにして、穴を楕円状に伸ばし、そのまま奥方向に押し入れる感じです。ちょうど外すときの逆の要領で嵌めることができます。とても簡単です。

次に、Golf4の場合について説明します(他に同様の止め構造になっている車輌も、こちらをご参照ください)。Golf4の場合、上左写真の矢印の位置にコードの先端が止まっていますが、先端は先開きのピンでボディ(正確にはリッドの付け根)の穴に止めてあります。


外し方は簡単で、上右写真のように先開きの抜け止め部分を摘んですぼめて、その状態でピンを上方向に引っ張って抜きます。指先で摘めると思いますが、やり難いと感じる場合は、ピンセットかラジオペンチなどで軽く摘んでください。


先開きの抜け止め部分が穴の中に押し込まれたら、あとはピンを下から押し抜いて、上から摘んで外します。


コードの先端がボディから外れたら、フューエルキャップを外して、交換するUS仕様のキャップを締めこ込みます。


コード先端の取り付けは、ピンを穴に押し込むだけです。先端の抜け止めが開いて、固定されます。とても簡単です。
なお、Gタイプにはピンが付属しておりませんので、Golf4にGタイプのキャップをご使用される場合は、ノーマルのピンのを再利用します。また、Golf5にBタイプをご使用される場合は、Bタイプに付属のピンを取り外します。これは、実際の商品を見ればそのようにしかなりませんので、間違える心配はありません。コードからピンを外したり付ける要領は、上記のGolf5のコードの脱着方法に準じます。


US FuelCap/フューエルキャップG2(Eos/Passat)
US FuelCap/フューエルキャップG
US FuelCap/フューエルキャップA
US FuelCap/フューエルキャップB
(この作業の難易度レベル:1-A)