工房長です。Gof6GTIのフォグランプは、エアインテークと一体のデザインで、フロントマスクの視覚的重心を低くするデザイン上のポイントですが、点灯時の光色が牧歌的な電球色で全体の雰囲気に今ひとつマッチしていません。この光色は色温度の高いハロゲンバルブに換装することで簡単により白い光色にすることができます。以下、フォグランプバルブの交換方法をご説明します。

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Golf6GTIのフォグランプバルブは、タイヤハウスの内側から交換します。工具は基本的に不要です。まず、ステアリングを一杯まで回して、左写真のように前輪を避けてタイヤハウス内にアクセスできるようにします。タイヤハウスの前側に長円形の蓋があります(車輌個体によっては、蓋が脱落して紛失しているケースも散見されますので、その場合は別途デイーラーかmaniacsで蓋を注文してください)。

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蓋は嵌っているだけですので、基本的に縁を手前に引っ張れば外れます。大抵の場合は手で外せますが、車輌によっては固く嵌っている場合がありますので、その場合はリムーバルツール(ヘラ)等を利用して外してください。蓋を外すと、その穴の内部に右写真のようなコネクタが見えます。

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コネクタの下側にベロのように伸びているのがロック解除レバーです。これを摘んでコネクタを真下方向に引っ張ります。コネクタを引っ張る前に、レバーをしっかり摘んでロックを解除した状態で徐に下方向に引っ張ってください。それで写真のようにコネクタを外せます。

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コネクタを外したら、バルブを反時計方向に回してください。写真のように30°くらい回すとバルブは簡単に手前に抜けてきます。バルブはそのまま真っ直ぐ手前に引き抜いてください。簡単に抜けない場合は回転が不足していますので、しっかり回してから引き抜いてください。

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外したときと逆の手順で、交換するバルブを装着します。、30°ほど回転させた角度で穴に慎重に差し込んで、奥まで差して少し押しつけ気味に密着させた状態で時計方向に回転させます。垂直の位置まで回すとロックされます。

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バルブがしっかり固定できたら、コネクタを元のように下から上方向に差し込みます。差し込むとカチッとロックが掛かります。軽く下方向に引っ張ってロックされていることを確認してください。これでバルブの装着は完了です。

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あとは、もとのようにアクセスホールの蓋を閉めます。蓋は摘み部分を下にして、上部から填めていき、全周が嵌ったことを確認してください。周囲の一部が嵌っていない場合、走行中に脱落することがありますので、しっかりと全周を嵌めてください。

VW16以上の作業を左右行えば全て完了です。始めての方でもご自分で比較的手軽に行えるモディファイとしてお奨めできます。フォグランプの光色が白くなることで、夜間走行時のフロントビューに統一感が生まれ、車輌全体をGTIらしい雰囲気に演出できます。とくに、外装ランプ類にLEDを装着している方にはお奨めします。

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