工房長です。だいぶ以前、工房長が今も乗っているGolf4が全盛だった頃には、車をイジルと言えばまずはサスペンションから手を入れる方が多かったです。実際、私もそうしました。それが最近、サスペンションはノーマルのまま乗るという方が非常に多くなっています。何故か?それはノーマルのサスペンションの実力が大幅に進歩したことが最大の理由だと思います。純正でも17インチ、18インチを装着している車種(orトリムライン)が多く、よほどのファッション目的でない限り、それ以上のインチアップも不要です。かつてサスペンションをいじりたくなるひとつの典型は、ホイールをインチアップして、その結果として増大したグリップ力やバネ下重量にノーマルサスでは対応できなくなって、それでサスを交換する、というパターンが多かったのです。しかし、そもそもインチアップが不要になっているので、モディファイの旧来典型のパターンもあまり見られなくなりました。
ただ、そんな車でも唯一チョットだけ気になるのが車高です。それも実用性を損ねるほどにベタベタに下げたいのではなく、フェンダーとタイヤの隙間をチョットだけ詰めて、格好良くしたい。そんな要望が意外に多いようです。寸法で言えば、ほんの20〜30mmくらいでしょうか。それがさりげなく格好いい、大人のバランスかもしれません。そんなちょっぴりの車高変更のために、あまり大きなお金を使いたくもないですし、なによりも車輌全体のバランスが崩れてしまったり、乗り心地が悪くなるのは心配です。
なので、車外品のサスペンションは巷に数あれど、おいそれとは入れる気になれない、という方が大半だと思います。maniacsではそんな大多数のユーザーのニーズに応えて、本国純正オプションのスポーツサスペンションを装着評価する計画です。バネとダンパーとのセット、バネだけのセット、DCC対応品など、それも加重レートごとに非常にきめ細かい設定が本国にはあるのです。純正品ならではの品質を、まずはmaniacsで試してから、本当に本国の設定の意図が掴めて、これは良いとなったら販売しようと考えています。工房長自身、ごく普通のユーザーの一人として自分のGolf4の足回りを一生懸命いじっていたころ、車外品に交換したものの納得が行かず、何度も調整したり交換したり、自腹を切って苦労した経験があります。ノーマルを含めると、ダンパーは4銘柄、バネは4銘柄、フロントスタビは4銘柄、リアスタビは2銘柄、しかもそれらの色々な組み合わせまでも試しました。全くご苦労な話です。
しいて言えば、そんな苦労には慣れていますので(笑)、現在のVWのノーマルの実力を踏まえつつ、ドイツ本国仕様のスポーツサスの何たるかを身をもって確認してみようと思います。最初に入荷したバネとダンパーのセット、ダンパーはSACHS製のOEMですね。外観は地味な黒ですが、期待が持てそうです。いまから装着テストが楽しみです。テストの様子含めて、ブログで紹介していこうと思います。車高をチョットだけ下げて、走りもチョットだけスポーティにして、それでいてVWならではの安心感を損ないたくないという方、お楽しみにしていていください。
店長追記:今回はGolf6 Highlineにて装着評価を行います。計画としては、Trendline、Comfortline、Highline用のスポーツサスペンション、ローダウンサスペンションなどの適合を検証し販売を行う予定です。ご期待ください。