maniacs 工房長 大谷です。m+ Friction Free Module エンジンオイル リアクター、益々のご好評をいただき、嬉しく存じます。maniacs STADIUMの施工例も増えております。

Tiguan R-Lineへの装着例をご紹介します。2.0TDI系エンジンは、他車種においても概ね類似のレイアウトですので、端子の接続箇所は以下の装着例と同じで大丈夫です。

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ボンネットを開き、エンジンカバーを外します。エンジンカバーは4隅付近の裏側がパチンと嵌まっているだけですので、真上に引っ張ると外れます。嵌まっている個所の見当をつけながら外してください。

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2.0TDIエンジンへの、エンジンオイルリアクターの端子の接続は、写真の黄色矢印のネジです。やや奥まった位置なので、必ずエンジンの冷えている状態で作業してください。手が入り難い場合は、水色矢印のホースクランプを外すと作業し易くなります。

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どのネジかを確認したら、それを緩めて外します。ネジ頭はトルクスT30です。写真ではエクステンション付きのレンチを使用していますが、ドライバー型の工具でも大丈夫です。L型レンチだとやりづらいかもしれません。

このネジはパイプクランプを固定しているネジです。ネジを外しても部品は落ちませんので、ネジ自身を脱落させないようにだけ気をつけて、ネジを一旦完全に外してください。真ん中の写真のようにクランプはパイプ側に残った状態になります。

エンジンオイルリアクターは、本体をウォッシャータンク付近に仮置きして、配線を適切なルートを通してネジの位置まで引き込みます。配線はどのルートを通しても性能に変わりはありません。美的に納まるルートとしては、他のホース類よりも下側を通すのが良いと思います。

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エンジンオイルリアクターの端子にネジを通した状態で、パイプクランプを挟んで共締めします。端子は線に繋がっていて脱落しませんので、ネジだけ脱落させないように注意してください。手が入り難く感じる場合は、T30の工具の先端にネジをテープ等で仮止めすると締め始めがやり易いです。

ネジ締めを完了すると右写真のようになります。配線は向かって左斜め上方向に引き出すようにすると綺麗に納まります。

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エンジンオイルリアクター本体は、エンジンマウントの上にぴたりと納まります。この車両の場合は茶色のコネクタが作業の邪魔でしたので一旦クランプから外して作業しています。本体の装着位置も、性能には関係しませんので、補器類のレイアウトがこの写真と異なる場合は、現車に合わせて一番カッコ良くしっくりと納まる位置に装着してください。

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配線は、ホースのクランプに結束バンドで固定しました。ホースやクランプのレイアウトは車種により違っていると思いますので、美的に納まるように結束バンドで固定してください。あとは、エンジンカバーを元のように装着して、完了です。

TDIエンジンは圧縮比が高く、エンジンオイルにも負担が掛かりがちですので、エンジンオイルリアクターでオイル劣化を抑制してあげることが、とても効果的です。なお、maniacs STADIUMでは本品の装着工賃をサービス(無料)としています。お近くの方は是非ご利用ください。

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