工房長です。たいへん好評をいただいておりますmaniacs Bonnet Insulator Retainingは幅広タイプと幅狭タイプの2種類があります。暫く売り切れておりましたmaniacs Bonnet Insulator Retaining Golf7/7.5用(=幅広の方)は、先日の商品入荷ブログでお知らせしましたとおり、現在在庫があり、即納可能です。

Bonnet-Insulator-Retaining_W_02(1020サイズ)

















装着は非常に簡単ですので、インシュレーターが垂れ始めている方、垂れる前に予防で押さえておきたい方も、この機会にぜひどうぞ。

Bonnet-Insulator-Retaining_S_02(1020サイズ)

















maniacs Bonnet Insulator Retaining Golf6/Polo用(=幅狭の方)は、Polo(6R/6C)への適合確認が完了しましたので商品名にも「Polo」と書き加えました。下の写真は当社の(普段は代車としてお貸出ししている)Poloです。ボンネットを開けると、インシュレーターは無残に垂れ下がっています。

maniacs01maniacs02












ボンネットが閉じた状態で、重力の掛る真下方向に垂れ下がり、その形状が癖になってしっているので、ボンネットを開いた状態ではまるで前方に張り出すようにめくれています。押さえても手を離した途端にビヨーンとこの形に。ここまで垂れると走行中はエンジンに接触していると見えて、当たった個所には少し擦れた痕があり、惨憺たる有様です。

垂れたインシュレーターをリテイニングでちゃんと押さえることができるかどうか、検証するにはうってつけな状況です。早速リテイニングを装着してみます。

maniacs10maniacs11









幅狭タイプの最初の製造ロットのものはPoloに装着するには挟み込み固定の安定感がやや不足気味だったのですが、先般の量産化の設計変更にて、クリップの先端の方でもしっかり挟み込める形状にしてあるので、現在販売中のりテーナーは確実に装着できます。

Poloのインシュレーターの差し込みは7個所あり、まずは真ん中のすぐ脇の2個所を対称に押さえてみました(左写真)。2個所だけでも押さえれば、全体の酷い垂れ下がりは解消するので、何もしないよりだいぶマシですが、波打ってしまって非常に「とりあえず」な印象です。垂れ具合が酷いということもあり、真ん中が最も外れ易く膨らんでいるので、できれば真ん中は省略せずに押さえたい所です。

真ん中1個所を追加して、計3個所にしてみました(右写真)。現実的には、中央部の3個所を押さえるのが、必要最低限のギリギリという感じです。

maniacs12maniacs13









この車の場合は、7個所の差し込みが全部外れ、縮んで寸足らずになって、差し込みの役をしなくなっています。真ん中の3個所を押さえてもそのすぐ両脇各2個所が嵌まった状態を維持できず、膨らんで不格好なので、リテイニングを増やしてみました。左右各1個所増やして、計5個所を押さえると、だいぶ良い感じになってきます(左写真)。

さらに念を入れて、全部の差し込み個所=7個所をリテイニングで押さえると、インシュレーターは垂れ下がりとはもはや無縁。しっかり固定されました。この車ほど酷くならないうちにリテイニングで押さえておくのが良いと思いますが、垂れてしまった状態からきちんと押さえるには、やはり7個所全部を押さえるのが理想だと思います。

maniacs14



















最初とは大違い。インシュレーターはビシッと装着されていて、インシュレーター本来の状態と言えます。最初の写真のように酷く垂れて無残な状態の車両でも、リテイニングで綺麗に改善できますので、諦めずにきちんと対策して、愛車に末長く良い状態でお乗り戴きたいと願っています。

写真はそれぞれクリックで拡大しますので、全個所をビシッと押さえるか、リーズナブルに少ない個所で済ませるかお車の状態も勘案してお決めください。偶数の場合は2個セット、奇数の場合は1個売りと組み合わせてお買い求めいただけます。

maniacs Bonnet Insulator Retaining Golf6/Polo用 2個セット(商品ページ)
maniacs Bonnet Insulator Retaining Golf6/Polo用 1個(商品ページ)

7個所装着した場合はそれなりの費用にはなりますが、それでもインシュレーターを交換するよりは半値以下で済みますので、できればきちんと押さえてあげるのが良いです。