マニアックス遠藤です
Golf7.5GTIにOettinger Side Stripeを貼り付けさせていただきました。
manicsSTADIUMで、デカールなどの貼物は当ブログでもおなじみの工房長が担当させて頂いております!
さてデカール貼りには幾つかの工程がありまして、まずは貼付けるボディ面をクリーニングして脱脂するわけですが、ボディの見えている表面だけではなく、それはもう、ドアの隙間、ゴムも捲って、細かいところまでしっかりとクリーニング、脱脂いたします。
続いてストライプを貼る位置を決めるためにマーキングを行います。最初にボディの稜線をマスキングテープでマーキングして、そのテープに合わせて一定の間隔になるようにストライプを貼るべき位置を決めていきます。このマーキングの精度がストライプの仕上がりを決めるので、とても大切な作業です。
マーキング作業のポイントは、ストライプの全長以上に十分長くマスキングテープを引っ張って、その全体を見ながら一連の動作で一息に貼っていくことです。上の写真のような角度で、ややスカシ気味に見ながらテープを貼り、貼ったらテープの縁が稜線に一致しているか子細に観察し、それから車から少し離れて見てボディのスラント角度、稜線の微妙な湾曲にテープが合っていることを確認します。
工房長自身が納得のいくまで、何度もマスキングテープを貼ったり剥がしたりとやり直しております。納得いかない場合は、勿体ないようですが直したい部分を貼り直すのでなくて、全部剥がして最初から全長を貼り直します。この作業で、マスキングテープは新品を一巻使うそうです。
それではいよいよストライプの貼り付けです。ストライプは前後ドアに分割されていないので、仮合わせして丁度良い長さにカットします。それからボディの貼付け位置を再度丁寧に脱脂して、霧を吹き、位置決めのマスキングテープにぴったりと合わせてストライプを貼っていきます。
Oettinger Side StripeはOettingerの文字部分とストライプの部分が独立していますので、先に貼るストライプの前端はOettingerの文字分のスペースを丁度良く残して貼り始めます。ストライプは引っ張って貼っては駄目だそうで、微妙なテンションをかけながらボディに乗せて行く感覚だそうです。
ストライプを正確な位置に乗せたら、ボディとの間の水を追い出してやれば、位置が決まります。水を追い出すときにストライプが動いてしまわないように最初はとても慎重に押さえます。ドアの淵まで綺麗に貼り付けを行い、さらに表面に霧を吹きかけながら丁寧に少しずつしごいて水を全部追い出し、ステッカーを密着させていきます。
ストライプを貼り終わったら、Oettingerのロゴを貼り付けます。「t」と「i」は上に出っ張っているので、マスキングテープをその部分だけ先に剥がしてから貼る必要があります。全部を貼り終わったら、仕上げにドライヤーで熱を掛け、要所はヘラを使って完全に密着させます。
ということでようやく完成でございます!! 緊張感の漂うぴーんと張ったライン。一見すると直線のように見えますが、微妙な湾曲がハリのあるストライプの感じを出しているのです。OettibgerのロゴとGTIのエンブレムまで、一本のラインのようなトータル感が素敵です。
綺麗なストライプのデカールとOettibgerの文字がピュアホワイトのボディカラーに映えます!
maniacs STADIUMではステッカー1枚からの貼り付け作業も行っておりまして、今回ブログでご紹介させて頂きましたように、丁寧な作業を心がけておりますので、ステッカーチューンのご用命をお待ちしております!
この度は作業ご依頼まことにありがとうございました。
Golf7.5GTIにOettinger Side Stripeを貼り付けさせていただきました。
manicsSTADIUMで、デカールなどの貼物は当ブログでもおなじみの工房長が担当させて頂いております!
さてデカール貼りには幾つかの工程がありまして、まずは貼付けるボディ面をクリーニングして脱脂するわけですが、ボディの見えている表面だけではなく、それはもう、ドアの隙間、ゴムも捲って、細かいところまでしっかりとクリーニング、脱脂いたします。
続いてストライプを貼る位置を決めるためにマーキングを行います。最初にボディの稜線をマスキングテープでマーキングして、そのテープに合わせて一定の間隔になるようにストライプを貼るべき位置を決めていきます。このマーキングの精度がストライプの仕上がりを決めるので、とても大切な作業です。
マーキング作業のポイントは、ストライプの全長以上に十分長くマスキングテープを引っ張って、その全体を見ながら一連の動作で一息に貼っていくことです。上の写真のような角度で、ややスカシ気味に見ながらテープを貼り、貼ったらテープの縁が稜線に一致しているか子細に観察し、それから車から少し離れて見てボディのスラント角度、稜線の微妙な湾曲にテープが合っていることを確認します。
工房長自身が納得のいくまで、何度もマスキングテープを貼ったり剥がしたりとやり直しております。納得いかない場合は、勿体ないようですが直したい部分を貼り直すのでなくて、全部剥がして最初から全長を貼り直します。この作業で、マスキングテープは新品を一巻使うそうです。
それではいよいよストライプの貼り付けです。ストライプは前後ドアに分割されていないので、仮合わせして丁度良い長さにカットします。それからボディの貼付け位置を再度丁寧に脱脂して、霧を吹き、位置決めのマスキングテープにぴったりと合わせてストライプを貼っていきます。
Oettinger Side StripeはOettingerの文字部分とストライプの部分が独立していますので、先に貼るストライプの前端はOettingerの文字分のスペースを丁度良く残して貼り始めます。ストライプは引っ張って貼っては駄目だそうで、微妙なテンションをかけながらボディに乗せて行く感覚だそうです。
ストライプを正確な位置に乗せたら、ボディとの間の水を追い出してやれば、位置が決まります。水を追い出すときにストライプが動いてしまわないように最初はとても慎重に押さえます。ドアの淵まで綺麗に貼り付けを行い、さらに表面に霧を吹きかけながら丁寧に少しずつしごいて水を全部追い出し、ステッカーを密着させていきます。
ストライプを貼り終わったら、Oettingerのロゴを貼り付けます。「t」と「i」は上に出っ張っているので、マスキングテープをその部分だけ先に剥がしてから貼る必要があります。全部を貼り終わったら、仕上げにドライヤーで熱を掛け、要所はヘラを使って完全に密着させます。
ということでようやく完成でございます!! 緊張感の漂うぴーんと張ったライン。一見すると直線のように見えますが、微妙な湾曲がハリのあるストライプの感じを出しているのです。OettibgerのロゴとGTIのエンブレムまで、一本のラインのようなトータル感が素敵です。
綺麗なストライプのデカールとOettibgerの文字がピュアホワイトのボディカラーに映えます!
maniacs STADIUMではステッカー1枚からの貼り付け作業も行っておりまして、今回ブログでご紹介させて頂きましたように、丁寧な作業を心がけておりますので、ステッカーチューンのご用命をお待ちしております!
この度は作業ご依頼まことにありがとうございました。