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工房長です。maniacsのオイル交換は、これまでリフトで車両を持ち上げて下から抜く方法を100%頑なに(笑)実施していました。オイル交換のご予約は前日や当日にお電話戴くことも多いのですが、リフトが埋まっている場合にはせっかくお電話をいただいても作業をお受けできず、お客様にご不便をお掛けしておりました。

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そこで、この度エンジンオイル交換用のオイル抜き取りマシーン、KTCの「見えるくん」を導入しました!!もちろん、maniacsはポンと機械を買ってきて闇雲に使うというのではなく、ちゃんと評価して、どのエンジンに使えるか使えないかを実際に確認しつつ、順次適用しております。

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エンジンオイルの「上抜き」「下抜き」の論議は2000年頃に盛んでした。実際、Golf4世代のエンジンで実施した結果、「上抜き」を行った後にリフトで上げてドレインプラグを抜くと1リットル近くのオイルが出てきました(上から抜けきれずに残っていた、という意味)。

・・・当時「量販店などの上抜きは良くない」と言われたのは、少なくともこのエンジンに関しては当たっていたということになります。maniacsでは、その世代のエンジンは今後もリフトで車両を上げてオイルは下から抜きます。

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最近の1.4TSIエンジンで同じように実施しますと、このKTC「見えるくん」で上から抜いたあと、車両をもち上げてエンジン下部のドレインプラグを開いても、ほんの数滴しかオイルは出てきません。抜けるだけの全量を上から抜けきっていて、下抜きに全く遜色ないです。今のエンジンはそのように作られており、ドレイナー(抜き取りマシーン)もそれに合わせて進化しているからです。

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では、その中間の世代のエンジンはどうか? これはGolf5GTIの2.0Tエンジンを下から見上げた写真ですが、このエンジンも上からはエンジンオイルを全部抜ききれず、1リットル近く残ります。従って、maniacsとしてはリフトで上げて下から抜くのが必須ということになります。

概略の法則としては、Golf5頃までの、オイルフィルタ(写真では上方真ん中へん六角頭付きの黒い円筒)をエンジンの下側から交換するタイプのエンジンは、オイルも下(ドレンプラグ)からでないと全部を抜くことができません。逆にGolf6以降の、オイルフィルタを上側(ボンネットを開けたところ)から交換できるエンジンは、オイルも上(オイルレベルゲージの挿込み穴)から全部抜けるように出来ています。

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リフトでの下抜き作業と比較して、上から抜くメリットとしては、抜いたオイルの量と汚れ具合が一目瞭然によく分かります。これはエンジンのコンディションチェックにも役立ちます。maniacsでは上抜きの実車検証ができたエンジン(車両)から、上抜きを適用して参ります(上抜きできる車両であえて下抜きをご希望される場合は、ご予約時にお申し付けください)。

・・・っというわけで、
今までよりオイル交換作業を柔軟にお受けできるようになりましたので、「以前に電話で予約が取れなかった」というお客様もどうかお気を悪くなさらず、是非またmaniacsにオイル交換をご用命くださいませ。(maniacs STADIUM電話予約:045-620-6766 )。

付記:
エンジンオイルに関しては、maniacsのブログ記事「エンジンオイルレベル確認方法と補充方法」が、掲載以来ずっと継続して人気記事ランキング上位にあります。オーナーの皆様のエンジンオイルへの関心の深さがうかがわれますね。嬉しく思います。また機会をみつけてオイルのことを書いていきたいと思います。本日はドレーナー導入のご紹介まで。