工房長です。人気のOPTIMIZE maniacs sound system for Golf7/7.5について、お問い合わせと加工のご依頼をいただき、対応しましたのでご紹介します。
3.フロント低音スピーカ4.グリルは使用せず、この状態で装着します






まず、現行品のスピーカ単体の写真が商品ページに掲載されてなくてご不便をお掛けしていますが(後日、ちゃんと撮影してアップする予定)、フロントのウーファー現行品はこの商品です。Golf7/7.5の純正ノーマルのグリルをそのまま使いますので、スピーカにはJBLのグリルが付属していてちょっと勿体ないですが、このグリルは使いません。

見た目に関しては、如何にもスピーカを「付け替えました」という感じではなく、ノーマルと変わらないスッキリした外観に仕上げて、あくまでスピーカは「出音で勝負する」というコンセプトです。このことは、トゥイータについても、リアスピーカについても基本的に同様です。

5.フロント高音スピーカ(キャパシタ付き)






商品説明の「カーオーディオの匠によるネットワークチューニング」とは何ですか?というご質問をいただきました。これは純正のクロスオーバーネットワーク回路を尊重して、そのまま活かすことを前提とし、フロントウーファは純正の配線に直結、トゥイータ側の6dBカットオフ用キャパシタ(コンデンサ)は、容量を最適な値にチューニングしてあります。そのキャパシタはトゥイータのピグテール配線内にプリセットされています。写真にある配線途中の黒い部分がそれです。

JBLでは、メーカ出荷時のネットワーク設定を勝手に専用チューニング等に変更して販売できない制約があり、専用チューニングを施した状態で「JBL製」として販売することを許されたオーディオマイスターは、日本国内に数名しかおりません。本品は、その専用チューニングを認められたオーディオマイスターが、スピーカシステム全体をコーディネートし、実際に車両に装着した状態でネットワーク回路を決めています。そのことを称して「カーオーディオの匠によるネットワークチューニング」と記述しています。

1.リアスピーカ2.グリルは使用せず、この状態で装着します






リアも付属のJBLのグリルは使用せず、右写真の状態でドア内張りの純正ノーマルグリルの内部に装着します。リア用にコアキシャル(同軸)タイプを使用して、純正ノーマルのトゥイータ別体式からレイアウトを変更しているのは、意図的な選択によるものです。純正ノーマルのリア・トゥイータおよびその装着部は、このシステムでは使用しません。

ノーマルのレイアウトは、リアのトゥイータが前席乗員の耳に近いための、無用にキンキンした高音が運転者の耳に響く傾向にあり、これを解決するためにあえてコアキシャルレイアウトに置き換えてあるのです。これだけでも、音質、音像が大幅に改善されます。なお現行品のリア用トゥイータは写真のように無指向性が使用されており、有指向性のディフューザはないので装着するだけで調整は不要です。

6.フロント高音用スピーカ(拡大写真)7.慎重な作業で分解することができます






フロントのトゥイータですが、これもノーマルのAピラーカバーのメッシュをそのまま活かして、その内側にノーマルと同じ配置で装着します。その際、JBLのトゥイータに標準装備されている黒いネットと、車両のAピラーカバーのネットが二重になりますので、音質への配慮としてトゥイータの黒いネットを外して装着することをお奨めしています。

トゥイータはメーカからの入荷のロットによって、分解・再組立てが可能な構造のものと、分解・再組立てが不可能なものが混在しています。昨年はしばらくの間この分解組立てのできないものが入荷していましたが、先日入荷した、現在maniacsにある在庫品は分解可能なものですので、黒いネット部分の枠を一旦外して写真のように分解し、ネットを除去して再組み立てすることができます(入出荷により在庫が入れ換わった場合、また分解のできないタイプになる可能性もあります)。

8.ネットを除外して再組み立てした状態9.ネットとディフューザを除外して再組み立てした状態






ネットを除去する際、ドーナツ型のディフューザ(イコライザ)は除去しても、残しても、お好みによりどちらでも良いと思います。ディフューザの有無で音響的にそれほど大きな差はありませんが、どちらかと言うと、ディフューザを残した方がシャキッとした力感のある鳴り方で、ディフューザを除去するとクリアに澄んだサラッとした鳴り方になるように感じます。工房長の個人的には、ディフューザを残した方がJBLらしい鳴り方のように思います。

また、見た目はディフューザを残すとピラーのメッシュ部にオレンジ色はほとんど見えず、ディフューザを除去して装着すると光の加減によってはメッシュ部に微かにオレンジ色が透けて見えるようになります。オレンジ色が透けて見えた方がカッコ良い、という方はディフューザを除去するのがお勧めです。ディフューザを除去した場合は、装着作業中に振動板をぶつけないように、とくに慎重に作業を行う必要があります。

今回、このトゥイータのネットとディフューザをmaniacsで除去して発送するスペシャルオーダーを3,600円(税別)でお受けしました。現在maniacsにある在庫はこの対応が可能ですので、ご依頼希望の方はメールでご連絡ください。折り返しスペシャルオーダーのご注文方法をご案内いたします。もちろん、慎重に作業を行えばご自身でも可能ですが、スピーカの取り付けを業者に依頼する場合などはトゥイータの分解再組立を頼み難いケースもあると思いますので、そのような場合は商品ご購入時にmaniacsにご用命ください。

ちなみに、本品の音質が純正ノーマルの状態から向上する要因は大きくは3つあり、ひとつはジュラルミン削り出しの高剛性バッフルで低音が引き締まってソリッドになることと、2つ目は前述のリアトゥイータのレイアウト変更と専用のネットワークチューニング、3つ目はJBL製ユニット自身の持つ、繊細でかつ力強い、生き生きとしたサウンドにあります。ただし、装着してすぐの時点では、JBLの高音部は少し硬く刺々しく、低音部もやや量感に欠けて痩せて聞こえます。

エージング(普通に音楽を再生して、音を出すことでユニットやエンクロージャを慣らすこと)は比較的早く進む方で、大き目の音量で聞く方なら30〜50時間程度、中くらいの音量で聞く方でも100〜200時間程度で初期エージングが済み、本来の実力を発揮するようになってきます。それまでの間は、ヘッドユニットでバス(低音部調整)を少し上げ、トレブル(高音部調整)を少し絞って聞きやすい音色に調整してエージングしてください。エージングを早く進めるには、大き目の音量で音楽を再生するのが一般的な方法です。

OPTIMIZE maniacs sound system for Golf7/7.5(商品ページ)
gd15463-m-01-dl












エージング完了後は、JBLならではの力強く生き生きしたサウンドをお楽しみください。

装着マニュアル (ご参考)