皆さんこんにちは。maniacs公認サポーターのじぇいです。今回はGolf7へのVW ブレーキマスター・ヒートシールドの取付方法をご紹介したいと思います。

Golf7_HeS_01左写真は、ヒートシールド本体を写したものです。なにやらへんてこな形状をしており、商品ページを見ずにこのブログを訪れた人は、「こりゃ、何に使うんだ?」と思われることでしょう。答えは、エンジンルーム内のブレーキリザーバタンク〜マスタシリンダ側面に取付けることで、ターボ付近からの熱を遮断し、ブレーキの安定性を向上させる部品です。実はArteonには標準装備されているのですが、それがそのままGolf7にも装着できるという、典型的な純正部品流用チューンです。

Golf7_HeS_03VW純正部品ですから、そのまま取付けてももちろん効果を発揮します。ですがせっかく機能向上部品を取付けるのですから、ここで、ちょっと一工夫(というか、悪戯?)を加えてみました。前述のように熱を遮断するのが目的ですので、表面がアルミフィルムになっている断熱シートを貼付け、更なる機能向上を狙ってみました。この手の断熱材はカー用品店でも売られており、比較的入手しやすいものです。ちゃんと脱脂して貼付けたところ、意外と凸凹面にも追従して貼付けられました。

工房長です:じぇいさんのアイディアを採用し、by maniacsにて工業用の本格的な遮熱(反射+断熱)シートを貼付加工したコンプリート品を発売しました!


それでは部品を取り付けていきましょう。ですがその前に、お約束の文言を。
走行直後のエンジンルームは高温になっており、火傷の危険性があります。今回の作業は高温となる部品の近くで行うため、必ずエンジンルームが十分に冷えた状態で実施してください。

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部品の固定は上部2ヶ所の引っ掛けと下部の1ヶ所のネジ止めで行います。まず製品の上部にある2つの爪を、ブレーキリザーバタンクの上側面にあいている四角い穴に差し込みます。

次に商品下側にあいている穴をマスタシリンダ横にあいているネジ穴と合わせ、付属のネジで固定します。上写真はこれらの状況を撮影したものです。これだけで取付は完了です。上記のように実質ネジ一本を締めれば良いだけですので、ゆっくり作業しても数分で作業完了できると思います。

コツとしては、爪の引っ掛けを完全につっかえるまで挿してしまうと、ネジ穴が少し下にズレてしまうので、ネジ穴が合うように目視で確認しながら、爪の掛かりを1mmくらい抜き戻すとネジ穴がぴったり合い、スムーズにネジを締められます。

Golf7_HeS_11作業が完了した写真を見ると、表面に貼付けた断熱材のアルミ箔が意外と周りとマッチしていて、違和感無く取付いています。サーキットを走る人はもちろん、小生のような街乗り主体のユーザーにも、ブレーキフルードの劣化防止など、予防保全に効果があると思います。とてもお手軽に取付けられる純正パーツ、DIYに最適なこの季節に如何でしょうか?ではでは!!


VW ブレーキマスター・ヒートシールド 商品ページ
VW ブレーキマスター・ヒートシールド(リフレクティブバリア)by maniacs