皆さん、こんにちは。maniacs公認サポーターのじぇいです。

Golf 7のオリジナルDIY最終回は、自作の追加メータ取付部品(メータホルダ)です。市販品ではmaniacsでもOSIR製O-POD MONOを販売していますので、これを使えば容易に追加メータを運転席のエアコン吹出口に設置できます。

Golf7_DIY03_01OSIR製O-POD MONOは非常に良く出来た商品なのですが、塗装色がグロスブラックとなっています。今回は小生の拘りで、Golf7 GTIの内装部品に特有のHEX模様をそのまま生かして、メータホルダを自作してみたいと思います!

具体的には、吹出口周りの内装パネルはそのままノーマル部品を使用して、吹出口にぴったり嵌まるメータホルダを製作してみたわけです。

注意!!オリジナルDIYはご自身の責任で実施するのが原則です。本件に関してmaniacsではフォローを行っておりませんので、了承ください。(by じぇい)

実は追加メータのサイズがφ52なら、吹出口周りのノーマル内装パネルを流用してルーバー部分にコンバートできるメータホルダの商品が存在するのですが、小生としては(歳で目も悪くなっているので:汗)φ60のメータを使用したいという思いが強く、市販品がありません。で、無いなら造ってしまえ、というのが動機でした。「作業はプロに任せて、DIYはやらない」という決意?は、完全に何処かに行ってしまっています(笑)。

Golf7_DIY03_03試しにエアコン吹出口のルーバーを外してφ60の追加メータが入るか?を確認してみたところ、少し吹出口の部品を削れば何とかなりそうだ、という感触を得ましたので、計画を続行することにしました。オリジナルDIYではこのように、上手くいきそうか?、それとも無理なのか?を適宜確認しながら、実現性を探っていくのが重要なポイントです。ダメな場合は素直に諦める潔さも必要です。

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今回使用する追加メータは軽量でしたので、固定部品(メータホルダ)にはそれほどの強度は必要ないと考えました(もちろん自己責任です)。そこでガンプラ世代には御馴染みの、模型用プラバンでメータホルダを作っていきます。

追加メータが嵌りこむ円筒部品と、その台座となる平板をプラバンで造って合体させるという構想です。円筒部品は、使用するメータに薄いプラバンをぐるぐると多重に巻きつけながら積層接着することで、ピッタリフィットするものを作成しました。台座にする平板もプラバンを積層接着して厚みを増し、吹出口形状に合うように切り出します。

上手く部品が作成できたら、表面にカーボン調のカッティングシート(GTI特有のHEX模様のものは流石に市販されていないようなので)を貼って、見栄えよく仕上げていきます。もちろんリアルカーボン(CFRP)の板材とパイプから切りだすとか、CFRPの成形キットなどを使う方法もあり得ますが、材料の入手性や自分のスキル、製作に掛かる時間等を総合的に判断した結果の選択です。平板部品の裏面には吹出口に固定するための木製ステーを取り付け、ステーには固定用にナットを埋め込みました。
 
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2つの部品を組み合わせて接着し、その接合個所を裏面からエポキシパテにて補強して、メータホルダの製作完了です。ちなみに平板部品に対して円筒部品を少し傾けて組み付け、メータがドライバーのほうを向くようにしてあります。裏から見ると笑っちゃうぐらい酷い出来なのですが、見えない場所は徹底的に手抜きするのが小生の方針です(汗)。

Golf7_DIY03_13でき上がったメータホルダを、ノーマルのエアコン吹出口の枠内に固定したのが左の写真です。出来栄えはまずまず、といったところでしょうか。リアルカーボン(CFRP)には及びませんが、まぁ満足できる部品が出来ました。DIYでは、このように自分のスキル、製作に掛けられる時間やコストと実際に完成した物の品質(出来映え)を天秤にかけ、折り合いをつけていくのも重要かと思います。無闇に理想を追い求めても完成できなければ元も子もありません。

部品単体で見るよりも、車両に装着すると粗が目立たなくなりますので、少し離して目を細めて見るというのもアリです。あるいは、完成度がどうにも気に入らなければ、単純に同じ物をもう一度作り直すだけで2倍くらい完成度が上がることもあります。さらに「もうちょっと上手くできるはず」と考えて、創意工夫を重ねれば自身のスキルはアップします。満足度とのバランスを考えて、最終的に本人が納得できれば良いわけです。


Golf7_DIY03_15エアコンダクトの側面に穴をあけてメータ用の配線を通し、各部品を車両に装着していきます。最後にメータに配線を接続し、円柱部品にメータを押し込んで固定したら取付完了です!




Golf7_DIY03_17ドライバーの視点から今回追加したメータを写したのが左の写真です。メータホルダ表面に貼ったカーボン調は、ほとんど違和感を覚えません。そしてこのDIYを決行した理由そのものと言える、吹出口周りのパネルは純正ノーマル部品のテクスチャのまま生かせて、期待以上の大満足!!統一感が保たれて、追加したメータまでもが純正ライクにコックピットに溶け込んで見えます!

Golf7_DIY03_19なお、この場所に追加メータを取り付けると、夜間は追加メータの照明が、サイドウィンドウに映り込み、ちょうどドアミラーの位置と重なるので、メーカー製のバイザを設置してあります。映り込みは完全には無くなりませんが、左下写真のように、気にならない程度まで緩和できました。


さてこのメータホルダですが、実際にやってみた感じ、難度はそれほど高くないと思いました。削りやすいプラバンを使ったのと、カーボン調カッティングシートを貼ることで表面処理〜塗装を省略できたのが主な理由です。これぐらいの小さな部品は、工夫次第でDIYでワンオフ(というよりプラモデル感覚でフルスクラッチ?)できますよ!っという事例ですが、実感としてはプラモデルをちゃんと造るほうが難しいぐらいですね(笑)。昔はよくプラモデルを作ったなぁ、と懐かしく思う方は、当時を思い出しつつ、チャレンジしてみては如何でしょうか?ではでは!!


以下余談です。

アフターパーツに詳しい方は、この追加メータにはコントロールユニットとスイッチユニットがあるはずだけど、どのように設置したんだろう?と思われるかもしれません。さらにマニアックなネタですが、ご参考までに小生の設置方法(天邪鬼な手法、笑)をご紹介しておきます。

Golf7_DIY03_21Golf 7は室内幅が広く、痩せ気味の小生には座席幅もちょっと大きめの感じです。左足の膝の位置がどうも落ち着かず、ニーパッドが欲しいなぁと常々思っていました。採寸(というか、試作)すると意外と大きいものが必要とわかったので、ついでに上記ユニット類を埋め込めるものを作成して設置しています。


コントロールユニットの外形に合う寸法でアルミ板を曲げて枠をつくり、その周りに厚みのあるスポンジを貼った後、スポンジの厚みの範囲内でスイッチユニットがピタリと収まるように切り欠きます。脚を当てる側もスポンジを切ったり貼ったりして好みの形状に整えて、表面に合成皮革を貼って仕上げました。材料はホームセンターや裁縫店で入手できるものばかりです。どちらかと言えば、このニーパッドのほうがメータホルダより製作に時間が掛かってしまいましたが(笑)。痩せ形のオーナードライバーには一石二鳥!ご参考までということで。