皆さん、こんにちは。maniacs公認サポーターのじぇいです。

小生はmaniacsの公認サポーターではありますが、また一介のGolf 7 GTIユーザーでもあります。もちろんmaniacs製品を中心に既製の商品を色々取付けているのですが、既製品にないちょっとした不満点もあって、そんなときはオリジナルのDIYで対応しています。そこで今回から3回にわたり、小生が自分の愛車に施しているDIYをご紹介したいと思います。(maniacsの商品を使用しているわけではありませんが、工房長のご好意でご紹介しても良いことになりました)。

市販品を自身で取付けるのも立派なDIYではありますが、自身のアイデアを自らの手で具現化するDIYは、実現した際に最高の満足感が得られ、DIYの醍醐味を味わうとともにカーライフをより豊かにできるものだと思います。ということで第一回の今回は、誰でも取り組みやすいラゲージルームの照明追加をご紹介させていただきます。使用した材料はカー用品店で購入できるものばかりですので、DIY初心者の方でも取り組みやすいものだと思います。

注意!!オリジナルDIYはご自身の責任で実施するのが原則です。本件に関してmaniacsではフォローを行っておりませんので、ご了承ください。(by じぇい)

Golf7_DIY01_01オーナーの方はご存知の通り、Golf 7のラゲージルーム照明は右側一箇所のみで、幅広いラゲッジルーム全体を照らすには明るさが不足気味です。maniacsでも光量を増加するLEDバルブを販売していますが、それでも小生のアラフィフ(around 50-y-o)の視力には明るさが不足気味です。そこで市販のLED照明を追加して照明範囲を広く、かつ明るくしてみました。具体的にはトノボードの裏に2個のLED照明を貼付けたわけです。

Golf7_DIY01_03電源は既存のラゲージルーム照明の配線から分岐します。既存のランプを外して配線を引っ張り出し、スプライスまたは分岐コネクタを使用して分岐配線を引き出します。これを追加するLED照明につなげば、ラゲージルーム照明のON-OFFに連動して追加するLED照明もON-OFFできるわけです。

 
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幸いなことに、ランプの周囲にはスリットなど配線を通せそうな開口があいていますので、分岐した配線は適当な場所から外に出します。配線を通す際、内装の内側から目指すスリットに先端を導くのは難しいかもしれません。このような場合は針金等(=形状を保つだけの腰があるもの)を一旦逆から通して、その先端に配線を固定して針金を慎重に引き抜くと、目指すルートに配線を通すことが出来ます。配線通しの基本的なテクニックですので、DIY初心者の方は覚えおくとDIYの幅が広がります。

Golf7_DIY01_09配線の先にはコネクタ(カプラ)を着けます。これでトノボードを外したいときでも、簡単に配線が分離できます。

追加したLED照明への配線は、重力でたるむとラゲッジルーム内の荷物に引っ掛かる危険性があるのと、露出したままでは見栄え悪いので、コルゲートチューブで覆いました。チューブの径に合った配線クランプで配線を固定すると、スッキリと納まります。

なおトノボードの裏は繊維状で、LEDランプやクランプに付属の両面テープでは固定力が不足気味になります。小生は「剥がれたら貼り直せば良い」と思ってそのままです(笑)。しっかりとは固定されませんが、意外と脱落はしません。もっとガッチリ固定したい場合は接着するか、固定したい部品に面ファスナー(=マジックテープ)のオス側を貼れば、トノボードの面(材質的にファスナーのメス相当)に直接くっつけられます。

今回ご紹介した方法はとても簡単な方法ですが、使ってみると非常に実用的で、ラゲージルーム全体を明るく照らすことができるようになりました。もちろんこれは一例で、ネットではその他色々な光量アップ方法が披露されていますので、光量をアップしたいなぁ、とお考えの皆さんは御参考にされてみては如何でしょうか?ではでは。



以下、余談です。

実はこの車を買った時には、初めての輸入車ということで「DIYは最小限にして、必要な場合は既製品を買って、取付はプロに任せよう」と思っていたのですが、気づけば種々のDIYはおろか、maniacsの装着マニュアルを書いている自分がここにいます。世の中、何が起きるかわからないものです(汗)。