皆さん、こんにちは。maniacs公認サポーターのじぇいです。今回は手軽にインテリアへ精悍なイメージを追加することが出来る、m+ Interior Carbon Film Set for Golf7の取付方法をご紹介いたします。ヘッドライトスイッチ周囲、グローブボックスハンドル、メーター周囲2箇所の合計4箇所に対してカーボン調フィルムを貼付けることで、ちょっとレーシーな感じを演出することが出来ます。フィルムは正確に切断されていますので位置合わせも簡単ですし、表面自体に凹凸のあるフィルムは非常にリアルなカーボン柄を再現しています。またこの素材は小さなエア(1mm四方以内)は自然と抜けていく特殊なものですので、作業自体も気楽に行えることが出来るのが特徴になっています。

さてこの商品は、車両の年式(Model Year、略してMY)により2種類がラインナップされています。
MY2016までの車はm+ Interior Carbon Film Set for Golf7(-MY2016)
MY2017からの車はm+ Interior Carbon Film Set for Golf7(MY2017-)
が適合する商品となりますので、購入される方は事前にMYを確認して間違えないように注文してください。MYって何?という方は、グローブボックスハンドルに鍵穴が開いているか?を確認してみてください。鍵穴があれはMYが2016まで、なければMY2017以降ということになります。
小生の車はMY2014ですので、今回のご紹介する写真はm+ Interior Carbon Film Set for Golf7(-MY2016)を使用しています。

Golf7_ICF_01それではパッケージ内容のご説明からしていきましょう。台紙に4枚のフィルムが貼り付いた製品と、取説というシンプルな構成です。



それではまず、比較的簡単なグローブボックスハンドル部分から作業を始めていきましょう。これで作業の手順や感覚をつかんでから、他の部分を貼り付けていくのがお勧めです。

Golf7_ICF_51まずは脱脂です。グローブボックスハンドルに限らず、部品の表面は手脂が付着していたり、部品を製造するときの離型剤が表面に残っていたりします。これらはフィルムの接着力を弱めますので、脱脂剤を使って除去しておきましょう。脱脂剤ってなに?という方は、maniacsでもウエットティッシュタイプスプレータイプをラインナップしていますので、商品購入時に合わせて購入しておくと良いと思います。

さて、この手の“貼り物”を綺麗に仕上げるたには、やはり水貼りがお勧めです。以前のブログ、“Golf7へのm+ Carbon pillar Film取付方法”でもご紹介しましたが、水貼りですと何度も位置調整が出来ますし、エアの混入も最小限に抑えることができます(しかもフィルム素材のおかげで、小さなエア溜りは自然と抜けます)。ですが今回の貼付け対象はスイッチやメーターパネル周りも含まれますので、直接水を吹きかけるわけにもいきません。
Golf7_ICF_53ですので水(実際はスプレーボトルいっぱいの水に、数的の中性洗剤を混ぜた混合液です。以下簡単に水と書きます)はフィルムの接着面にだけ吹きかけます。今回貼るフィルムはどれも比較的小さいので、これぐらいの水でもフィルムの位置調整作業が出来るのです。またこれくらいの水ですと、最後に水を押し出した際も流れ出る量が非常に少ないので車両にダメージを与えることもありません。

Golf7_ICF_55フィルムの位置調整を行っていきます。前述しましたが小生のGOLF 7はグローブボックスハンドルに鍵穴がありますので、まずはこの穴の位置が貼付対象の穴部分と同心になるように調整することを意識します。次にフィルム外側の各辺が、相手部品と平行になるように微調整していきます。この手のフィルムは剥がれ防止のため、相手部品より少し小さく出来ている(角の曲面部分に掛からない大きさ)ので、相手部品がフィルムより均等に見える状態に調整できればOKです。

作業中、水が乾いてフィルムの位置が上手く調整できなくなってきたら、一旦フィルムを剥がして再度水をスプレーし、作業を続けていってください。位置合わせ中、ほとんど水は垂れてきませんが、万一に備えてティッシュペーパーやウエスを手元においておくと良いでしょう。

なおMY2017〜車両の場合は鍵穴はありませんので、フィルム外側から相手部品が均等に見えることを意識しながら調整していってください。

Golf7_ICF_15話はちょっと変わりまして、水を追い出すヘラのご紹介です。今回はプラスティック製のヘラ先端に、配線保護用の布テープを貼ったものを使用しました。ヘラはゴム製でもかまいませんし、適当なプラスティック片(使用期限の切れたクレジットカードとか)でも代用は可能です。要は接着面の水を追い出せればOKです。布テープを貼ると製品表面のダメージ低減にもなりますし、またスムースにフィルム表面をヘラで擦ることが出来ます。maniacsのチーフメカニックから聞いたお勧めの方法ですので、ぜひテクニックを習得してしまいましょう。
Golf7_ICF_57ヘラなどを使って、接着面の水を追い出していきます。まずはフィルムの中央部を押え、フィルムが動かない程度まで製品に密着させます。
次にヘラで水を外に追い出していきます。写真の矢印のように、中央から両外側へ、なるべく水を追い出す距離が短くなるようにして実施していきます。フィルムの表面は水でぬらしておくと、ヘラがスムースに滑ります。作業後は表面を注意して観察し、水やエアの残りがないか?を確認してください。小さいエアはフィルムの特性上、そのうち抜けていくのですが、あまり大きなエアが残っているようでしたら、今のうちにフィルムを一旦剥がし(無理な力を加えてフィルムを伸ばさないように注意してください)作業をやり直しておきましょう。
Golf7_ICF_59以前のブログ、“Golf7へのm+ Carbon pillar Film取付方法でもご紹介しましたが、最後に熱風を当ると接着力が増し、経年劣化による剥がれを防止することが出来ます。
作業場所にコンセントがあるなら、ぜひ実施しておきましょう。特にエッジ部分を曲面にならす感じで押えておくと良いと思います。

Golf7_ICF_21作業が完了したグローブボックスハンドルです。初めてだとちょっと戸惑うこともあるかもしれませんが、慣れると10分かからずに作業が完了できると思います。この作業で得られた貼付作業の経験を活かして、次の作業に移っていきましょう。

続いてライトスイッチカバーにフィルムを貼付けていきます。手順はグローブボックスハンドルとほとんど同じです。部品の表面を脱脂した後にフィルムの裏に水をスプレーし、フィルムの位置調整を行っていきます。車両の貼り付け部の方には霧吹きをかけないでください(故障の原因になります)。下の写真は作業風景です。位置調整は、こちらも穴を基準に合わせていきます。穴の位置がカバー本体の穴と同心になることを意識して調整した後、一番長い上辺がカバーと平行になるように調整していくと簡単だと思います。商品は各部品に合わせて正確にカットされていますので、穴と上辺の位置が決まると、他の部分も概ね位置が合うハズです。
Golf7_ICF_61Golf7_ICF_63Golf7_ICF_65





穴周囲のフィルムが狭いので、写真を見た人は、切れちゃうんじゃないか?と思われるかもしれません。しかしこの商品は、フィルムの厚みが通常のシールよりかなり厚い(感覚的に3倍以上あると思います)ので、めったなことでは切れません。安心して作業してください。

Golf7_ICF_67フィルムの位置が決まったら、フィルム〜対象物間の水を追い出していきます。図中の楕円で囲った部分を軽く押え、まずはフィルムの位置を固定してしまいます。穴周囲の細いフィルム部分は、ティッシュやウエスを重ねたもので、フィルムの真上から押えるようにして水を抜きます。追い出された水はティッシュやウエスに吸収されますので、周りに水が垂れることもなく、簡単に水を抜くことが出来ます。このときはフィルムがずれないように、垂直に押し付けたら、ちょっと位置を変えてまた垂直に押し、を繰り返して水を抜いていきます。

Golf7_ICF_69穴周りの水が抜けたら、一番広い部分の水を追い出します。このときはヘラを使うと効率的です。カバーの一部が凹んでいますので、フィルムがこの部分に密着するように、凹んだ部分(特に角部分)は何度も擦り、フィルムを相手の形に合うように変形させながら貼り付けていきます。もしドライヤが使えるなら、温風を当てながら作業するとフィルムが伸び易いので作業性が向上します。フィルムの一番左端は、この凹んだ部分が密着してから貼り付けるようにすると、フィルム〜カバー間の水が抜けやすくなります。
Golf7_ICF_41最後に温風を当ててフィルムのエッジ部分を慣らすように押さえつけると、フィルムの密着性が向上して完璧な貼付が出来ます。左写真は、貼付が完了した状態です。



Golf7_ICF_31最後にメーター周りを施工していきます。まずは脱脂を行っているのが左の写真です。




Golf7_ICF_33こちらも手順は今までと同様です。フィルムの裏面に水を吹きかけていきます。吹きかける水は少量で大丈夫です。メーター付近はとくに、車両の貼り付け部の方には絶対に霧吹きを掛けないでください(故障の原因になります)。




Golf7_ICF_35メーター上部側のフィルムを貼付けていきます。写真は後述する最終の水抜き作業を行っているところです。
細長い形状ですので、両端の位置をだいたい決めてから中央部分を位置調整していく手順が位置調整しやすいと思います。
位置が決まったら、ティッシュペーパーやウエスを折り重ねたものをフィルムに押し当て、接着面の水を追い出します。接着面積が少ないので、フィルム表面を滑らせながら水を押し出していくと、フィルムの位置がずれてしまうことがあります。ですのでフィルムの真上から押し、位置を少し変えてまた押して、を繰り返して水を抜いていきます。押しているのがティッシュやウエスですので、押し出された水は自然とこれらに吸収され、車両に水が垂れることはまずありません。フィルムの中央からはじめ、徐々に左右に位置を移動しながら作業していくと、水の残りもなくフィルムを密着させることが出来ます。

Golf7_ICF_37ゼロリセットボタン周りを貼付けていきます。写真は最終の水抜き作業を行っているところです。
はじめにボタン周りの台形の切欠き部分の位置を合わせた後、両端の部分を置合わせする手順が作業しやすいと思います。位置調整後は上記の作業と同様に、ティッシュやウエスを使用して水を押し出せば、作業完了です。

Golf7_ICF_39最後にフィルム表面を良く観察し、エアが残っていないかを確認しておきましょう。ライトで照らしながら、斜め方向から見ると比較的エア溜りを発見しやすいと思います。貼付面積が少ないので、まず残っていることはありませんが、メーターパネルは良く見るところですので、細部まで確認しておくと完璧です。
貼付にかかる作業時間は、一箇所当たり10分程度でしょうか。もちろんどこまで見栄えにこだわるか?によって必要な時間は変わってきますので、あくまでも参考程度にお考えください。全てのフィルムを一度に貼る必要もありませんので、ご自身の時間と相談しながら作業を進められるのも魅力な製品ですね。

前述しましたがメーター周りは運転中にも目を向けることが多いため、ここにカーボン調のフィルムが入ると、グッと引き締まった印象になります。これからの時期ですと、すこし暖かい日を狙って作業するのが、”貼り物”には有効です。ちょっとした空き時間を利用して、皆さんも愛車の印象を少し変えられてみては如何でしょうか?ではでは!!

m+ Interior Carbon Film Set for Golf7(-MY2016) (商品ページ)
m+ Interior Carbon Film Set for Golf7(MY2017-) (商品ページ)


以下余談です。
DIYになれている方は、部品を外して貼ったほうが簡単!という人もいるかもしれません。メーターパネル周りはちょっと分解の難易度が高いので差控えますが、グローブボックスハンドルとライトスイッチカバーは比較的簡単に分解できますので、ちょっとご紹介しておきましょう。

グローブボックスハンドルは、取外方法詳細が以前のブログ、“Golf7にm+ Chrome Tone Glove Box Handleを装着する方法 ”に記載されていますので、こちらを参照してみてください。

Golf7_ICF_03ライトスイッチカバーの取外し方法です。まずはライトスイッチを取外します。車両の電源が切れている状態でスイッチのノブを押し込み、時計回りに止まるまでひねります。だいたいノブがAUTOの傍まで回って止まると思います。


Golf7_ICF_05この状態でスイッチを手前に引っ張ると、スイッチ本体が外れます。いつも行っているライトの点灯動作にワンアクションを加えるだけで外せるなんて、ちょっと意外だと思いませんか?
スイッチが外れたら、つながっているコネクタを外します。コネクタはロック付ですので、ロック解除の爪を押しながら外してください。
Golf7_ICF_07カバーはT20のトルクスネジと、カバーについている数箇所の爪で固定されています。爪の固定力はそれほど強くありませんので、ネジをはずした後、カバーを手前に引っ張れば外すことが出来ます。
取付は逆手順で行えばOKです。

このように部品単位に分解すると、作業が屋内でゆっくり出来ますので、ちょっと腕に自信のある方は挑戦されてみるのも良いかと思います。