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工房長です。Golf7_GTI/Rのバックランプはレンズの面積が小さく、とくに縦方向が狭いので、夜間暗い場所でのバックの際には照度不足に感じることがあります。またノーマルで装着されているフィラメント式のハロゲンバルブ(いわゆる電球)は、暖色系の牧歌的な色合いに発光するため(左の写真)、Golf7_GTI本来の先進的な雰囲気にはアンマッチに感じられます。

これをLEDバルブに交換すると光が無駄に散らずに後方に集中することで照度が増し、また発光色も純白になるので点灯時のリアビューがぐんとスタイリッシュになります。Golf7_GTIらしいシャープな印象になり車両全体の統一感が増す感じです(右の写真)。では、その交換方法を詳しくご紹介しましょう。交換作業には工具も不要で、とても簡単です。ぜひチャレンジしてみてください。

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まず、ハッチを開いた状態で、ハッチの内面をやや見上げた位置に内装のカバーがありますので、これを開きます。内装カバーは左右対称にあり、この写真は右側の作業の様子です。左側を交換する場合も、全く同じように作業できます。カバーは、側面に回り込んだ部分に指を掛けられる小さい溝がありますので、そこに手指を掛けて引っ張ります。最初に指を掛ける位置は、左写真で右手中指に隠れたあたりです。

カバーはパチンと嵌っているだけですので、引っ張ると簡単に外れます。カバーを外した部分を見上げると、中写真のようになっています。開口部の(この写真で)右上にある丸いソケットがバックランプです。これを摘まんで、反時計方向(左回り)に回します。すると、ソケットが60°くらい回転して、ロックが外れ、引っ張り出すことができます。そのまま慎重に、真っすぐに引いください。

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ソケットは、電球ごと抜けてきます(左写真)。次にソケットから電球を抜きますが、車両をバックさせた直後(バックランプが点灯した直後)は電球が熱くなっていますので、その場合は冷めるのを待ってください。熱いまま触ると火傷の可能性がありますのでご注意ください。電球を抜くには、電球をソケットに押し込む方向に力を加えながら、ソケットに対して反時計方向(左回り)に電球を回転させます。いわゆる「押し回し」です。それでロックが外れて、ソケットから電球が抜けてきます。右写真は電球を抜いたソケットと、これから装着するLEDバルブです。

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LEDバルブは、電球を外したのと逆の手順で装着します。左のソケットの写真を良く見ると、円筒の内周に2ヶ所に溝が見えます(この写真で12時と8時のあたりにある小さい切り欠き)。LEDバルブの方には2ヶ所の突起がありますので、この突起をソケットの溝に合わせて挿入します。2ヶ所の突起は約120°の角度に配置されているので、1つの突起が溝に合っても、もう1つの突起が合っていないと挿入できませんので、必ず2つともの突起が溝にあう向きにして挿入してください。

ソケットにLEDバルブを差し込んだら、やや押し込むようにしながら時計方向(右回転)に回してください。いわゆる「押し回し」です。回すとロックが掛り、引っ張っても抜けなく(かつ押さないと逆方向に回らない状態に)なります。ロックされたことを確認してください(確認の際、力を加え過ぎないようにご注意ください)。ソケットにLEDバルブが装着できたら、その全体をもとのようにランプレンズの穴に装着します。装着は、外したときの逆の手順で、差し込んで時計方向に回してロックします。

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その際、ひとつ注意事項があります。左写真のように、ランプレンズの丸穴には周上に2ヶ所の切り欠きがあり、ソケットの外周にはそれに対応した2ヶ所の突起があります。この切り欠きおよび突起の幅は2ヶ所で異なっていて広い方と狭い方があります。幅広の突起が幅広の切り欠きに、幅狭の突起が幅狭の切り欠きに一致する向きに合わせて、差し込んでください。逆にした場合に、強く押しこむと無理矢理に入ってしまう場合があり、そうすると抜けなくなりますので、必ず目視で確認して正しい向きに差し込んでください。差し込んだら、右に回すと軽いクリック感を伴ってロックされます。

maniacs16あとは、内装のカバーを元通りに閉めれば完了です。内装カバーは写真のように先に内側を差し入れるように、爪2ヶ所を滑り込ませてから、外側をハッチ方向に押すようにして閉めます。パチンと音がして、綺麗にはまるはずです。



バックランプをLEDバルブに交換しますと光の散乱が抑えられて、夜間のバックで後方に照射が集まるので、明るく照らされる効果があります。またバックの際にも純白の光でスタイリッシュな印象になります。簡単で効果の高いモディファイですので、Golf7_GTI/Rにお乗りの皆さまにお奨めいたします。

core LED H21-R(バックランプ用LEDバルブ) 商品ページ
(両側に装着するには、この商品が2つ必要です)

【注意】エンジンを掛けたままギアをバックに入れサイドブレーキで停車させて運転席から離れることは非常に危険ですので絶対にしないでください。点灯確認の際は2人作業で行うか、またはイグニッションONかつエンジン停止の状態でギアをバックに入れるとバックランプが点灯します(ブレーキを踏まない状態でスタータボタンを押すとエンジンが始動せずにイグニッションだけONになり、その後ブレーキを踏んでギアをバックに入れることができます)。

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