

製品は剥離紙(台紙)に相当する半透明のプラスチックシートにステッカー本体が乗せてあり、その上から透明のアプリケーションシートが被せてある構造です。綺麗に貼るためのコツをご紹介します。まず最初に、車輌の貼り付ける箇所を十分に洗浄します。油性の汚れがある場合にはシリコンオフかPACクリーナーで清浄にします。

まず貼付面に水を霧吹きで吹きかけます。水には1滴の中性洗剤を混ぜますが、通常の水貼りよりも中性洗剤を薄めにした方が良いです。通常は約200ccに1滴くらいの濃さですが、この場合は400〜500ccに1滴の中性洗剤で十分です。その溶液を貼付面にたっぷり吹きかけます。



大判ステッカーの端の部分にはひと筋の切り込みがあり、そこから剥離紙を剥がすことができます。ステッカー本体はアプリケーションシートの方に残るようにして、半透明の剥離紙を剥がしていきます。上中写真で、左手に持っているのがアプリケーションシートで、右手に持っているのが剥離紙です。剥離紙を完全に剥がしたら、ステッカー本体の着いたアプリケーションシートの貼付面全体に先の水溶液を霧吹きでたっぷり吹きかけます。

位置決めをより正確に行うには、紙テープ(マスキングテープ)などを貼って、先に位置を印しておくと良いでしょう。また、アプリケーションシートは比較的柔らかい材質なので、伸ばさないようにあまり強く引っ張らず貼る方が綺麗に貼れます。位置の微妙なズレは、ステッカーとアプリケーションシートが水溶液に浮いているうちなら調整できます。万一ステッカーを一旦剥がして最初から貼り直すような場合は、ステッカー本体がアプリケーションシートから剥がれてしまわないように気を付けてください。


水を追い出す際には、一気に強くしごかずに何回にも分けて全体的に少しづつ水を追い出すと上手くいきます。最終的にアプリケーションシートを貼ったまま、できる限り水分を全部追い出すようにしっかりスキージでしごきます。それから端から慎重にアプリケーションシートを剥がしながら、剥がした側からステッカー本体をスキージで押さえていきます。ステッカー本体を押さえずにアプリケーションシートだけを引き剥がすとステッカー本体も一緒に剥がれてくる場合があるので、必ずステッカー本体を直接スキージで押さえながらアプリケーションシートを剥がします。


この新しい大判のmaniacsステッカーは、ホワイトとダークシルバーの2色があります。大判で、文字だけ残るタイプですので、コントラストも非常にくっきりして、車輌に貼るととても見栄えがします。
maniacs ステッカー(商品ページ)