工房長です。お問い合わせを多数頂戴していまして、たいへんお待たせしました。Audi A3(8P) レザー DSG/ATシフトノブ by maniacs(for VW)の装着方法です。写真多めで、解り易く丁寧にご説明いたします。

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まず、エンジンを掛けてシフトレバーをNの位置に動かし、エンジンを停止します(この状態ではキーは抜けません)。シフトブーツの左上角のあたりを摘み、少し内側に引っ張るようにしながら、上方に引っ張って外します。爪は横方向に掛かっていますので、この爪を外すようにイメージしながら上方に引いてください。無理をしすぎるとブーツの枠が折れる場合がありますので、慎重に行ってください。四隅のうち1箇所が外れたら、残りの3箇所は比較的簡単に外れます。ブーツ全体を上に捲り上げてください。

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次に、マーカーシールをブーツの前方に貼ります。ブーツは前後があるのですが、組み立て時に間違えないようにするためのマーカーです。次にシフトノブの下部にある、黒いプラスチックのラッパ状の部品がロックです。このロックを持ち上げて解除します。少しだけ力が要りますが、パチンと音がして5mmほどラッパが持ち上がればロックが解除されています。

希に、最初からロックが掛かっていない車輌があります。いくら持ち上げても持ち上がらない場合は、一旦引き下げてみてください。それでパチンと下がれば最初の状態が解除状態ですので、再度持ち上げてロックを解除します。ロックを解除したら、シフトノブを上方に引っ張って抜きます。これも少し力が入りますので、急に抜けたときに勢い余ってあらぬ所に手などをぶつけないように注意してください。

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シフトノブとブーツが外れたら、カバーパネルを外します。写真のように、前方の内側に親指を掛けて、真上に持ち上げてください。外れにくい場合は、少しカバーパネルを掴んで少し手前に引くようにしながら上に持ち上げると外れやすいです。前方の爪が外れれば、後方は簡単に外れます。コネクターが一箇所接続されていますので、コネクターのロックレバーを摘んで解除しながら引っ張って抜きます。

ここまでで、右写真のようにシフトとブーツ、カバーパネルが取り外し完了しました。ここから先はできるだけ室内で作業をした方が良いです。車輌から一旦離れるので、駐車環境によってはきちんとキーを抜いてドアロックしたいところです。その場合、ブレーキを踏んで、一旦エンジンを掛けて、シフトシャフトの水色のロッドを引き上げながら前方の倒すとシフトをPの位置まで動かせ、キーを抜くことができす。

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ブーツ付きのシフトノブとカバーパネルを持って落ち着いて作業のできる室内に移動してください。作業台(机、テーブルなど)があって、手元を明るくできる環境で作業することが重要なポイントです。作業環境を整えたら、まずブーツをめくってシフトノブからラッパ状のロックを外します。微妙にこじりながら引っ張ると、比較的簡単に抜けます。こじり過ぎないように注意してください。(以下、解り易くするため、一部の写真はブーツのない状態で撮影していますが、実際にはブーツを被った状態での作業になります)

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ラッパ状のロックが外れたら、四角いプラスチックのスリーブを外す作業です。シフトノブの首の先端が4ッ割りになっているうちの、対角上の2つを手指で強く摘みます。摘んだ2つがクシャッと内側に入る感じになり、四角いスリーブの内周に突起した爪のかみ合わせから摘んだ2つが内側に外れます。その状態で、四角いスリーブを、いま摘んでいる方向に15°くらい回転させます。手指だけで厳しい場合は、右写真のようにラジオペンチなどを使ってください。

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スリーブを回転させると、写真のようにシフトノブの首(筒)の外面の上に、スリーブの内側の突起が乗っかった状態になります。それによって、先程強く摘んだ力を離しても、4ッ割りのうちの2つは、摘まれた形のまま戻らない状態になります。その状態で、今度は先程摘んだのとは別の対角方向の2つを摘んでください。手指で摘みきれない場合は、右写真のようにラジオペンチなどで摘みます。

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少し強めに摘みながら、スリーブを持ち上げると、スリーブは4つの爪の掛かりを乗り越えて、上部に外れます。最初に回転させるときに、スリーブの内側の突起がシフトノブの爪の位置にまで掛からないように、15°くらいの回転にとどめておくのがポイントです。また、スリーブを上に引き上げる際には、少しこじるようにすると比較的簡単に抜けてきます。

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スリーブがシフトノブの首の先端まで持ち上がります。首の先端にスリーブがつっかえますが、これは比較的簡単に外すことができます。4ッ割りになっている首の先端をすぼめて、スリーブを少し斜めにコジって左写真のように一箇所ずつパスさせるようにすると、外せます。スリーブが外れたら、あとはブーツからシフトノブを抜きます。この方法で外せば、シフトノブは後で再利用できます。

ここまでで分解作業は完了です。あと、組み立て作業は後編で説明します。