工房長です。R-Lineの車輌には、R-Lineのペダル類が装備されているのですが、何故かフットレストはプラスチック製で、他グレードと同じ仕様になっています。左足にも市民権を、という感じで、フットレストのR-Line化には根強い要望があります。

maniacsオリジナルのR-Lineフットレストは、純正部品のノーマル(プラスチック製)フットスト本体をベースに、ゴルフ4_R-Line用の純正フットレストの踏面部分だけを移植して製作しています。ですので、部材は全て純正で、純正品質の仕上がりです。

01フットレストは、ノーマルでもR-Lineでも、さらにmaniacsコンプリートのOSIRでも、脱着作業自体は同じです。また、この作業手順は
パサートとゴルフ5系で基本的に共通です(部材自体は若干ことなりますが、取付構造は同一です)。ノーマルのフットレストは、こんな外観で、フットレストだけ異質ですね。


02ノーマルのフットレストを外すには、まず左サイドのプラスティックペグを外します。VWは部品を複数社調達しているため、プラスティックペグは2タイプあります。六角レンチでゆるめる方向に回して、ペグの内芯だけ抜けてくればネジ式です。その場合は、ゆるめる方向に回して抜ききってしまうか、途中で空回りするまでゆるめます。


03六角レンチで回しても一向に出っ張ってこない場合は、ネジ式ではありません。その場合は、ペグの内芯と外筒の間(頭が二重になっているその間)に細い精密ドライバーなどを差し込んで、内側の頭を引き出します。手で引っ張るとプラスティックの端面で怪我をする場合があるので必ずドライバー等でこじるように引き出します。


coxfr03内芯の頭が少し出っ張ったら、その隙間をきっかけにして、大きめのマイナスドライバーか内装剥がしを差し込んで、頭が1cmくらい完全に浮き上がるまで引き出します。




coxfr04内芯の頭が出っ張ったら、外筒の頭を持ち上げます。ドライバーの先端などを頭の座面に滑り込ませてコジって持ち上げます。できるだけ手で直接つままないで作業してください。




04再度のペグが外れたら、正面のプラスチックナットを外します。ナットの頭はマイナスのすり割りになっています。短いマイナスドライバーの方が作業し易いかもしれません。




05ペグとナットが外れたら、ノーマルのフットレスト全体を持ち上げて取り外します。R-Lineのフットレストを装着位置より3cmくらい高い位置にあてがい、奥方向かつ左寄りに十分押しつけながら下に下げて、裏の爪を掛けます。その状態でグラグラしないか確認し、グラつく場合は裏面のフックがどこか掛かっていないので、やり直します。


07しっかりと納まったら、ペグを挿します。ここでも、ペグの頭の外周が鋭いので、怪我をしないように気を付けて作業します。内芯が外筒に刺さった状態ではペグは刺せません。必ず、内芯の頭が外筒から浮いている状態で差し込んでください。ペグが刺さってから、内芯を押し込んでロックします。


08あとは、正面のプラスチックナットを取り付けます。ブレーキペダルの裏側になりますが、長いドライバーでもなんとか作業できます。





09装着完了すると、こんな感じ。やはり純正の部材を使っているだけあって、何の違和感もなくいです。統一感があって、ノーマルよりノーマルっぽい感じですね。




R-Lineフットレスト(Golf5/Jetta/Passat) by maniacs 商品ページ