工房長です。去る4月29日は取り付けデーでした。4台のお客様にご来店いただきましたが、その中で朝一番に作業しましたゴルフ5 Roller blind と Sun shade の取付方法を少し詳しくご説明します。まずは、リアウィンドウからの日差しをカバーするRoller blindの取付です。

0102この日取り付けた車輌は、シルバーゴルフ5 R32です。Roller blindの取付方法はゴルフ5(ハッチバック)の全グレードに共通です。まずは、商品を宛って、装着手順をイメージする工房長。

0304トノカバーの吊り紐の穴を基準にして指定位置にマーキングし、キリ等で下穴を開けて、6mmのドリルで貫通させます。左右2箇所をあけたら、付属のボルトをRoller blindに装着して穴に差し込みます。

04-205ローラーブラインドの裏側に貼ってあるクッションが依れないように気を付けて密着させ、左右の位置を微調整してセンターに合わせます。トノカバーの裏面から付属のナットで締めて本体の取付完了。

0607上部のフックは、ウェザーストリップの被りをめくって、天井の内装材端部に引っ掛けます。少し横向きに挿入して回転させて引っ掛けるとスムーズに行きます。フックの位置を微調整して、全て完了です。

Roller blindの取り付けは、以上のようにわりとお手軽です。トノカバーの穴空けは材質が柔らかいので、ハンドドリルで十分です。操作も簡単で、ハッチを開けた際にはブラインドが巻き上げられて、弛んだりせず使用感も良いですね。リアからの日差しや視線を和らげたいという方にはお奨めできます。

次にリアドアのサイドウィンドウに、Sun shadeの取り付けです。このSun shadeの布地は、Roller blindと同じ材質が使われていますので、リアの3面に統一感をもたせることができます。操作性や使用感も同じで、便利な印象です。これからの季節にはサイドからの日差し対策に効果的ですね。

0809取り付けですが、穴空けをきちんと行うことが唯一最大のポイントと言えます。まずはドアトリムの真上にサンシェードが来るように、位置を正確にマーキングします。製品を宛ってマークの位置を確認します。

1011最初はガイドとなる小さな穴を空けます。窓が邪魔になって工具が使い難いので、ハンドツール(錐等でも可)で丁寧に作業します。あとは段階的にドリルを太くし、ハンドリーマー等でφ8mmまで広げます。

12132箇所に穴空けしたら、付属のブッシュを填め込みます。サンシェードは前を先にネジ止めします。窓を開けて製品を内側に振った状態でドライバーを使い、ネジを締めてから製品を正しく位置させます。

1415後ろのネジは、短いドライバーを使って締め込みます。以上で本体の取り付けは完了です。手で軽く揺すって本体の浮きやガタツキがないことを確認し、両端のネジ隠しのキャップを閉めます。

1617サンシェードを引き出して上部のネジ位置をマーキングします。φ2mmでサッシ枠に穴空けし、付属のフックをネジ止めします。ネジ1本なので、フックが回転しないように接着剤の併用をお奨めします。

以上で完了です。サイドのSun shade取り付けは、トリムへの穴空けで工具(ドリル等)が窓ガラスに当たって真っ直ぐに使えないというのが唯一の難しさです。充電式の小型のツールなら使えるかもしれません。トリム自体は柔らかい材質なので、焦らずにハンドツール(手作業)で時間をかけて穴空けするのが意外と確実のように思います。

ご自分で作業される場合、付属のマニュアルだけでは作業の難易度が高い感じがありますが、上記をご参照いただければ日曜大工が得意な方なら十分完遂できるレベルと思います。装着の効果は高く、当然ですが後席に座ったまま操作でき、不要時は邪魔にならないので、便利です。少し大きなお子様なら自分で操作できると思います。夏に威力発揮間違いなしですね。

Z-MY0828-VV VW Roller Blind(Golf5)
サンシェード(サイド・リア)