工房長です。PivotマルチゲージXVは予想を上回る大きな反響で、初回入荷分は告知する間もなく単体販売で売り切れてしまいました。

001PivotマルチゲージXVの最大の特徴は、エンジンルームから負圧チューブを引き込む必要がないことです。簡単に取付ができます。電気式ですが針の動きはとても自然で、表示レスポンスも全く違和感がありません。このメーターが内装部品を3点外すだけで簡単に装着できるというのは画期的です。

002maniacsではコンプリートパッケージを販売予定ですが、その内容はPivotマルチゲージXV、OSIRメーターポッド、maniacsオリジナルのエアコンダクトリッドのセットです。発売に先立って装着マニュアルを順次アップします。まずは装着のための部品取り外しの説明です。取り外す内装部品は本当に3点だけです。ネジは1つもありません。

003作業は、まず運転席側のエアコンルーバーを外すことから始めます。不安な方はPivotマルチゲージXVをご購入前でも、ちょっと試してみてください。思いのほか簡単に外せることが確認できます。基本は引っ張るだけです。ルーバーの調節つまみをセンター位置付近にして、それを摘んで引っ張ります。

004指の力が必要ですが、フリークライマーのような猛烈な指力でなくても大丈夫です。強く摘んで力を入れて手前に引いてください。車輌によってはそれだけでルーバーが抜けてきます。抜けにくい場合は写真のようにヘラを差し込んで少しこじるようにしますが、あくまで摘んで引っ張ることをメインにして、ヘラは補助的に使うイメージです。

005ルーバーはダクトの一部と一体になっていて、爪の掛かりが外れると、あとは丸ごと抜けてきます。そのまま素直に手前に引いて、抜き取ってください。何か部品が落ちたりバラバラになる心配は要りません。一体になった部品がそっくり抜けてくるだけです。元に戻したい場合もそのまま押し込んではめるだけです。

006抜けた穴は写真のようになっています。この穴にOSIRのメーターポッドを装着し、そこにPivotマルチゲージXVを装着することになります。穴の中は大きな空洞になっていて、手指も入りやすいです。狭いとか細かいとかやりにくいというような不安もありません。中に物を落とさないようにだけ注意してください。

007次に、ヒューズボックスの蓋を外します。この蓋はメンテ用の蓋ですので、もともと脱着し易いようにできています。ドアを広めに開けて、写真の位置にヘラを差し込みます。この位置に見て分かる切り欠きがあり、差し込めるようになっていますので、そこを狙ってください。車のキーをヘラ代わり使っても開けられるようになっています。

008ヒューズボックスの蓋は、奥側が簡易ヒンジになっていて写真のように一旦手前が右に開きます。ある程度開いたところで蓋を手前に引くと蓋全体が外れます。この時点で蓋を完全に外してしまってください。蓋を外すとヒューズが見え、その上部の空間は先に外したエアコンルーバー裏の空間とつながっています。

009あとは、ヒューズボックスとドアパッキンの間の縦長の内装カバーを外します。このカバーもはまっているだけです。ヒューズボックスの蓋を開けたところから、このカバー上部の裏側に指を入れて手前に引いてください(写真で言うと左方向に引く)。上部はホック状の爪ではまっているだけですので、簡単に手前に外れます。

010上部が外れたら、写真のような角度で一旦それ以上手前に引かず、ここからは上方向に引き上げます。ドアパッキンが被っていて、このカバーを外しにくい場合は、ゴムのドアパッキンをその付近だけ若干めくるようにしてください。カバー上部は左方向にも少し出っ張りがあり、ややそれを避けるように右に少しだけ振ると外れやすいです。

011このカバーの下側は、上から下に刺さるようにはまっていますので、上に引っ張り上げると外れてきます。このカバーも、一旦完全に取り外してしまってください。以上で部品の取り外しは全て完了です。あとはPivotマルチゲージXVを付けるのみです。装着のマニュアルは順次アップしていきます。

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