工房長です。GOLF5ルームランプのダウンライトLEDをブルーにしたいというご要望をいただき、製作しました。ブルーLED仕様はGOLF4系（＆トゥーラン）用W8ライトでも大人気ですが、ダウンライトをブルーに変更すると、室内が落ち着いた雰囲気になりますね。
GOLF5のルームランプは写真のような構造になっています。プリント基板が2つあり、左右それぞれのランプやスイッチが実装されています。まずこの組み立て構造をよく見て、分解、改造の方法を検討します。
プリント基板を取り外すと、左右それぞれ写真のようになっています。ダウンライト用のLEDと、スイッチの文字表示用の赤色LEDが実装されていて、それらの制限抵抗、ダイオードなどが載っています。
回路がどうなっているか、パターンを追って解析します。簡単な回路なので、難なく解明できました。どの部品を交換して、定数をどのように変更するかを回路図上で決めます。ダウンライトのLEDの他は、制限抵抗を2カ所変更する感じですね。
実際にはんだ付けを外して部品を交換していきます。LEDは極性に注意して実装します。必要な部品を全て交換し終わったら、再度プリント基板をフレームに組み付けて動作確認をすれば完成です。
余談ですが、ノーマルの状態では、マップランプのスイッチ文字表示の明るさが、実は左右で違っています（笑）。制限抵抗を共通部品で済ませているためですね。VWともあろうものが、ちょっと手抜きというか．．．。上の回路図で、LEDが1つの運転席側も3つの助手席側も、同じ1.2kΩですね。気づかなければ気になりませんが、知ってしまうと気になりますね（笑）。どうせなので、同じ明るさになるように抵抗値を変更しました。こちらのブルーLEDルームランプは、レギュラー化検討中です。スイッチ部表示の明るさを揃える方法については、ブログに別途アップする・・・かもしれません（笑）。
