ステアリングスポークカバー工房長です。ステアリングスポークカバー、初回ロット入荷分はあっという間に完売しまして、第二ロットを手配した分が昨日仕上がって、つい先程入ってきました。このスポークカバー「ノーマルの部品を単に銀色にしただけだろう」って、まぁ確かにその通りなのですが、なんと開発に1年と4ヶ月を要しています。

ある意味、maniacsってアホですね(爆)。適当に銀色だったら、それで目的をだいたい満足するだろうって知りつつも、どうしてもこだわってしまうのがmaniacsなのです。工房長が「これ、イマイチですかね」と言えば、店長は「商品として出したくないですね」という始末で、イメージに合うまで何度でもやり直し。問い合わせたメッキ屋、塗装屋は数知れず、サンプルもうんざりするほど作りました。

上の写真、画像では全部同じに見えるかもしれませんが、肉眼では違います。Aのサンプルはサチライトメッキ、表面が艶消し過ぎて違う感じ。Bのサンプルは塗装ですが、メタリックの粒子感が強くてダメ。Cのサンプルはまたメッキですが、仕上がりが微妙に不均一でボツ。Dのサンプルは特殊塗装で、かなり良い感じですが塗装特有の膜厚のもっちり感が気に入らず。Eのサンプルでようやく目処が立った感じです。

ステアリングスポークカバー装着この途中にも、もっとたくさん失敗しているのですが、最終的にEのサンプルにさらに微調整を加えて、製品になっています。たったこれだけのパーツですが、maniacs的にかなりこだわって仕上げています。なので、「だいたい銀色なら何でもイイやと思う方は、正直コストパフォーマンスが合わないかもしれません。

微妙な艶感に「ほほぅ」と仰っていただける方には、是非お奨めしたい一品です。装着すると、ステアリング周りの印象が一変します。こっちの方が当然な感じに見えるので、もうノーマルには戻れないって気持ちになりますね(^_^)。
ステアリングスポークカバー(商品ページ) 入荷しました。